8階建て各階1部屋のセブンストリーズは、7組の建築家がひと部屋ずつデザインを手掛けています。

各室、5名様までご宿泊いただけることも大きな魅力です。

ものづくりのまち、愛知の素材にインスピレーションを受けたデザインは、旅へといざなうまなざしを、肌触りを、匂いを、味覚を、耳を刺激します。

水野太史建築設計事務所＋水野製陶園ラボ 水野太史がデザインを手がけたお部屋です。

床に広がる大小異なる組み合わせの、青くきらめくタイル。

釉薬（ゆうやく）によって一つひとつ異なる表情はまるで、常滑の美しい海を、空を眺めているようです。

窓から差し込む光によって刻々と変化するネイビーとシルバーのプライベート空間が、わたしたちの旅の思い出をやさしく包み込みます。

rhyme designの篠元貴之がデザインを手がけたお部屋です。

暗がりの中から照らされて浮かび上がる葡萄色。

しっとりと艶やかな空間で過ごす私たちの距離がぐっと近づく、親密な時間が流れる1室です。

朝のはつらつとした印象から時間とともに妖艶さを増す特徴的な赤色のプライベート空間は、旅の思い出を強く印象付けてくれます。

NIIMORI JAMISONの新森雄大＋ジェームス ジャミソンがデザインを手がけたお部屋です。

アーチの入り口をくぐると、部屋に浮かぶ大きな木の輪。

やわらかなカーブの曲げ木と照明の光がゆるやかに示す、わたしだけの場所を探す楽しさ。

落ち着いた色彩と素朴で味わいのある素材が引き立てる、ミニマルかつ上品な宿泊を都心で体験できます。

1-1 Architectsの神谷勇机と石川翔一がデザインを手がけたお部屋です。

旅先を部屋に持ち込むことを許してくれる、縁側のような寛容な設え。

万燈障子紙が映すやさしい光と影に誘われ、部屋の奥でゆっくりと疲れを癒すことができます。

空間に漂う着飾らない雰囲気が、等身大の私たちと向き合う特別な旅の時間を与えてくれます。

matomatoの松田孝平と走川礼奈がデザインを手がけたお部屋です。

あの日にあの場所で、指先が覚える旅の記憶。

有松・鳴海絞りのテキスタイルが持つ美しい起伏や陰影が写しとられた家具やカーテン。

大きなソファやベッドでゆったりとくつろぎながら、五感に刻まれた楽しい旅の思い出を振り返る。

喧騒の日々を忘れ、大切なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

zeltの柴山修平がデザインを手がけたお部屋です。

木肌がやさしい安らぎのコテージを都心に。

目指したのはまだ見ぬ「あたりまえ」を空間として描き出すこと。

ただ無心に白木の家具をメンテナンスする時間のような、日常の延長にある空間で日々の疲れを癒やし、肩肘を張らずに過ごすリラックスする旅をお楽しみいただけます。

ambientdesignsの石黒泰司がデザインを手がけたお部屋です。

あいまいさが生み出す、それぞれの居場所。

空間の中心に設えられた床と壁柱がつくりだす小さなプライベート空間は、年齢に関わらず遊びごころをかき立てられます。

光によってその表情を変える金色のように、あなただけの過ごし方を想起させるここにしかないプライベートルームです。

セブンストーリーズは、愛知の素材にインスピレーションを受けた、旅へといざなう宿泊施設です。

旅先へのまなざしを、肌触りを、匂いを、味覚を、耳を刺激します。

私たちが旅先に求めるものは、わかりやすい観光体験ではありません。

その土地で育まれた文化を、物語を、食を、五感すべてで体感したいのです。

発見した楽しさを大切なひとと分かち合いたいのです。

そうした思いから、このセブンストーリーズは生まれています。

ものづくりのまちとして知られる愛知県を舞台に、7組の建築家・デザイナーとともに文化・工芸・素材に着想を得た部屋をつくりました。

このセブンストーリーズに泊まる・利用する方々も、地域に対する新たなまなざしを発見し、地域の誇りを認識することができるはずです。

私たちは持続可能な地域社会に貢献する価値を提供できると信じています。