Private Chill Base たまて

【浦島太郎伝説の地で、心をととのえる旅を】
旅慣れたあなたにこそ訪れてほしい、静けさに包まれた場所が香川県・三豊市の荘内半島にあります。
「Private Chill Base たまて」は、浦島太郎伝説が残る「箱」地区に佇む、築100年の古民家をリノベーションした一棟貸しの宿。
風に揺れる障子、陽だまりの縁側、そして窓からのぞく瀬戸内の海。日常からふっと抜け出して、心をそっと“ととのえる”旅が、ここにはあります。
- [ 住所 ]
- 〒769-1106 香川県三豊市詫間町箱467−2
- [ アクセス ]
- JR 予讃線詫間駅下車→バス荘内線中谷下車→徒歩2分
- [ 駐車場 ]
- あり
- [ チェックインアウト ]
- チェックイン 16:00 / チェックアウト 10:00
- [ Instagram ]
- @tamate.pcb
- [ 現在地からの経路 ]
- https://goo.gl/maps/
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コンセプト
“もうひとつの日常”を過ごす場所
「Private Chill Base たまて」が目指したのは、非日常の演出ではなく、“もうひとつの日常”の提供。海と山をすぐそばに感じながら、どこか懐かしく、心がゆるむ時間を過ごしてもらうことにあります。宿は、祖父の生家であり長年空き家だったこの家を、東京で暮らす孫が丁寧に再生させました。柱や梁、障子や天井には、時間を重ねた木の質感がそのまま残され、縁側から望む瀬戸内海のきらめきとともに、心を穏やかにしてくれます。
木の香り、畳の肌触り、風の音や鳥のさえずりに耳を澄ませば、まるで故郷に帰ってきたような感覚に。シャワーやキッチンなどの水回りは現代的に整備され、快適性も申し分ありません。ここは、ラグジュアリーではなく“心のゆとり”を味わう場所。旅人それぞれが、自分らしい時間を自由に紡いでいく——そんな思いを込めた宿です。泊まり
和の趣と快適性が調和した一棟貸し
宿は4つの和室と居間、キッチン、洗面・シャワーを備えた完全プライベート空間。
グループや家族、カップルでも快適に過ごせる広さが魅力です。
最大宿泊人数は12名ほどで、敷地内には静けさが広がり、夜は星が瞬くベランダでリラックス。Wi-Fiも完備され、ワーケーションにも対応可能です。
長期滞在や連泊にもおすすめで、暮らすように滞在できるのが「たまて」の特徴です。セルフダイニング
地元食材で、台所を楽しむ
宿泊施設「たまて」には、旅先でも快適に料理を楽しめるよう、基本的な調理器具がひと通り揃っています。近くの直売所や市場で新鮮な野菜や魚介を購入し、自分たちで調理する体験は、旅の思い出をより豊かにしてくれるでしょう。
晴れた日には屋外でのバーベキューや、徒歩1分の堤防で朝日を浴びながらの朝食もおすすめ。波音をBGMに、目覚めたばかりの海と空の色を眺めながら味わう一皿は、心と体をやさしく癒してくれます。
地元の恵みを自ら選び、手間をかけて仕上げる食のひとときは、五感を通して瀬戸内を感じる贅沢そのもの。料理の時間そのものが、旅の楽しみをさらに深めてくれます。
香川県は、讃岐うどんの本場として全国に知られています。「たくま」では、職人の手で丁寧に打たれた、コシのある独特の太麺を提供。昔ながらの伝統的なうどんから、創意工夫が光るアレンジうどんまで、多彩な味わいを楽しめます。
また、「たまて」では外部の調理師と連携した食事の提供や、新鮮な魚介類の手配も可能です。ご希望の方は、予約時にお問い合わせください。
推したいこと
海とともに生き、守る宿
「たまて」の魅力は、ただの宿泊体験にとどまりません。
運営者は地元の海洋ごみ問題にも取り組んでおり、粟島や荘内半島での海岸清掃や調査活動を地域と共に行っています。
美しい瀬戸内海の風景を未来に残したいという思いから始まったこの活動は、訪れるゲストにも自然と環境に対する意識を育んでくれます。
ここに泊まることは、ただ旅を楽しむだけでなく、地域や地球の未来を考える第一歩でもあるのです。旅先の古民家
瀬戸内の絶景と文化に触れる
「たまて」は、瀬戸内の自然と文化を自由気ままに楽しめる、旅の理想的な拠点です。
干潮時に空と海が一体化する幻想的なリフレクションで知られる「父母ヶ浜」、春には桜が咲き誇り、展望台からは多島美を望める「紫雲出山」、アートと島時間が交差する「粟島」など、どこも日帰りで巡れる距離にあります。
四国八十八ヶ所の遍路道や、地域に根ざした神社仏閣の散策も、静かな感動を与えてくれるでしょう。
当宿では、レンタル電動自転車もご用意していますので、車がなくても自由に半島を巡ることができます。海辺を爽やかな風とともに走るサイクリング、小さなカフェでひと息、温泉で身体を休める——そんな一日を自分のペースでデザインできます。
スタッフが紹介する地元の“とっておき”のスポットも好評で、観光地だけではない旅の面白さにきっと出会えるはず。
どこか懐かしくて、新しい。便利すぎず、不便でもない。そんな絶妙な距離感が「たまて」にはあります。
日常のようでいて、確かな非日常。次の旅先に迷っているなら、この古民家で、心と体をゆるやかに“ととのえる”時間を、自分に贈ってみてはいかがでしょうか。