三水館

静けさに、満たされる宿。

[  住所  ]
〒386-0322 長野県上田市西内1866−2
[  アクセス  ]
車で東部湯の丸IC・松本梓川ICより約40分
[  駐車場  ]
有り 8台
[  チェックインアウト  ]
チェックイン 14:00~18:00 / チェックアウト 10:30
[  予約電話  ]
0268-44-2731
[  Instagram  ]
@sansuikan
[  現地からの経路  ]
https://goo.gl/maps/
  • コンセプト

    ここは、長野・鹿教湯温泉。
    三水館が大切にしているのは、“田舎の日常”に息づく、何気ない豊かさです。

     

    畑で朝どれの野菜を味わい、差し込む朝日で目覚め、鳥の声に包まれながら一日がはじまる——
    そんな暮らしが、ここにはあります。

     

     

    “暮らすように泊まる”という贅沢が、心と体にやさしく染みわたり、
    「またがんばろう」と思える自分に戻れる宿。

     

    自然に寄り添いながら、心を整える旅へ。
    日常に疲れたときこそ、訪れてほしい場所です。

    館内のこだわり

    三水館は、自然と共に生きるという考え方を、宿というかたちで表現した場所。

     

    館内は、土や木、和紙などできる限り自然素材を使い、照明や色合いもあえて控えめに。
    にぎやかなサービスではなく、静けさそのものをおもてなしとしています。

     

    窓の外には、季節がそのままの姿で訪れます。

     

    春と夏は風にそよぐ新緑、秋は燃えるような紅葉、冬は音のない雪景色。

    観光地を巡らずとも、ただこの風景を眺めるだけで、心が整っていくのを感じていただけるはずです。

    蔵(くら)

    木曽の地から移築された本物の蔵を、丁寧に生まれ変わらせた特別室。

     

    1階の和室には繊細な欄間細工、2階のベッドルームには重厚な梁が残され、時を超えた風格が漂います。

     

    お部屋専用のプライベートテラスからは、四季折々に表情を変える庭をひとりじめ。

    窓を開け放てば、吹き抜ける風が心地よく、静けさと自然がやさしく溶け合います。

     

    伝統と静寂に包まれながら、深く息をつける時間をお楽しみください。

    山入(やまいり)

    ヨーロピアンテイストのしつらえに、アンティーク家具が静かに調和する大人の隠れ家。

    窓の向こうには、木々の緑が揺れ、まるで絵画のような景色が広がります。

    静かな時間に身をゆだねながら、ゆったりと過ごすことのできる空間です。

    休石(やすみいし)

    和の落ち着きと洋の心地よさを、ひとつのお部屋で。

     

    畳の香る和室と、やさしい光が差し込むベッドルーム——

     

    どちらの空間も気ままに行き来しながら、自分だけの時間を楽しめます。

     

    その日の気分に寄り添ってくれる、ちょっと贅沢な二間です。

    和室

    どこか懐かしさを感じる、こじんまりとした和の空間。

     

    窓の向こうには、季節ごとに表情を変える庭の風景が広がり、まるで一枚の絵のように心を和ませてくれます。

     

    静けさの中で、季節と語らうひとときをお過ごしいただけます。

     

    お食事

    三水館では、どこか懐かしく、からだにやさしい食事をご用意しています。

     

    朝は、玄米ごはんやお味噌汁、季節の野菜のおかずに魚の干物、卵や果物など、昔ながらの日本の朝ごはんを。

    夕食には、旬の野菜をたっぷり使った家庭料理を中心に、滋味深く飽きのこない味わいを大切にしています。

     

    春の草鍋や山菜グラタン、夏の筍やトマト・ズッキーニのグラタン、秋の天然きのこ鍋やきのこグラタン、そして冬の松本一本葱と豚肉のお鍋など、季節ごとに内容が変わり、訪れるたびに異なる味と出会えます。

     

    素材や調味料は、地元産や信頼のおける生産者から選び抜いたもの。
    心と体にすっと沁みる、そんなあたたかい料理をお届けしています。

    温泉

    三水館の湯処には、内湯が2つ、露天風呂が2つございます。

     

    鹿教湯温泉のさらりとした湯は、肌あたりがやさしく、香りも穏やか。湯治場として親しまれてきた歴史を感じさせる、じんわりと身体の芯まで温まるお湯です。

     

    春から夏の日中には、内湯と外湯の間にあるガラス戸を開け放ち、まるで半露天のような開放感のなかで入浴をお楽しみいただけます。
    朝は澄んだ空気とやわらかな光に包まれ、木々の緑が湯面に映る様子も印象的。
    夜には、満天の星空が湯船の上に広がり、夏には天の川が見えることもあるんだとか。

     

    湯上がりには、テラスやロビーでビールなどのドリンクを片手に、ゆったりと余韻を味わうひとときもおすすめです。
    何もしない時間さえ心地よく感じられる、そんな温泉体験がここにはあります。

    そっと教えたい、この宿の魅力

    宿の魅力のひとつは、のびのびと暮らす看板猫たちの存在。

     

    現在6匹いる猫たちは、春から秋にかけては庭を元気に走り回り、気ままに過ごしています。館内で見かけることは少なめですが、冬になると床暖房の効いたロビーでのんびりとくつろいでいる姿に出会えることも。

     

    猫好きの方には、思わず笑みがこぼれる癒しのひとときとなるでしょう。

     

    また、お部屋には季節ごとに味わいが変わる自家製の焼き菓子をご用意。旅の始まりにふっと気持ちを和らげてくれる、やさしいおもてなしです。

    宿からのおすすめ

    この宿が多くの人に愛されているのは、見た目の豪華さや派手な演出ではなく、ひとつひとつの“やさしさ”を丁寧に積み重ねているからかもしれません。

     

    お食事には、近くの農家や自家菜園で育った野菜、山で採れる旬の山菜やきのこを中心に、昔ながらの製法でつくられた無添加の調味料を使用。高級食材ではありませんが、「しみじみ美味しい」「体にすっとなじむ」と多くの声が届いています。

     

    風や木々の音、鳥のさえずり、水の流れる音が自然と心に染み込み、ただ散歩をしたり、本を読んだり、静かに過ごす時間が特別なものになります。

     

    そして、敷地内を自由に行き来する猫たちの存在も、ここならではの癒し。季節によって姿を変える彼らとの出会いも、旅の忘れがたい思い出になることでしょう。