和倉温泉
(わくらおんせん)能登半島最大の観光地にある温泉地です。
青くきらめく七尾湾を見渡す海岸沿いに大型和風旅館が立ち並び、温泉街の中央にある「弁天崎源泉公園」からは、穏やかな波の上に架かる能登島大橋、真っ赤な夕日を浴びて鮮やかさを増す和倉港の絶景が一望できます。
日没を迎えると、弁天崎源泉公園をはじめ渡月橋や湯元広場など温泉街の各所にライトアップが施され、闇夜をより一層きらびやかに、艶やかに照らし出します。
夏には有名な「和倉温泉夏花火」が開催され、直径は約650mにも達する30号玉(3尺玉)の花火で知られています。
和倉温泉のお湯は、1880年にドイツで開催された万国鉱泉博覧会で「世界三等鉱泉」の栄誉に輝いています。
- [ 所在地 ]
- 石川県七尾市和倉町
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR七尾線 和倉温泉駅からタクシー・バスで5分
- [ 車でのアクセス ]
- 能越自動車道 和倉ICから10分
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おすすめのシーズン
花火も食事も温泉も楽しめる夏がおすすめです。
和倉温泉の夏といえば、言わずと知れた、和倉温泉夏花火が有名です。
北陸最大級を誇る水上三尺玉と空中三尺玉の大迫力で有名な和倉温泉夏花火は、生涯で一見の価値があると言われています。
花火玉の直径が約1mもあり、600m上空で開く直径650mの大輪の花は圧巻です。
また、食に関しては、石川県を代表する名物料理「のどぐろ」が有名で、マグロのトロに匹敵するほど脂のノリが良く、白身の王様とも言われている高級魚です。
輪島港で多く水揚げされており、旬の時期は夏から秋ごろのため、夏になると絶品のどぐろを求めて全国から多くの人が集まり、賑わっています。
弁天崎源泉公園
“女性に優しい温泉スポット“として注目されています。
体を末端から温める「手湯」は、タイツやストッキングで足湯に入りづらい女性にも温泉を楽しめるように配慮された温泉で人気があります。
また、船をかたどった湯飲場や温泉の熱で床暖効果を発揮している「あったかベンチ」も冷え性の女性から高い評価を得ています。
夜にはライトアップされるため、温泉客の散策の場にもなります。
その他、右手には能登島大橋、左手にはツインブリッジのとを眺めながら、無料で足湯を楽しめる湯っ足りパーク(妻恋舟の湯)もあります。
七尾湾を一望しながら、少しぬるめの温泉に足をひたして全身を温めながら、贅沢な景色を楽しめます。