霧島温泉郷
(きりしまおんせんきょう)霧島連山の中の高千穂峰に広がる温泉地の総称が「霧島温泉郷」です。
高千穂峰とは、日本神話の神様・ニニギノミコトが天より舞い降りたと伝えられる地で、天孫降臨伝説の霧島山の懐から湧き出る霧島温泉郷は大小9つの温泉からなり、いずれも標高600mから850mの間に位置し、様々な泉質があり、あらゆる症状に効果があります。
その神々しい山々に大小9つの温泉地が点在し、桜島を見下ろす標高800m近くの林田温泉、歓楽街があって賑わう丸尾温泉や、一軒宿だけの硫黄谷、新湯、山間の秘湯・関平など、温泉地の特徴はそれぞれ異なっています。
また、坂本龍馬が新婚旅行に訪れたとの逸話もあり、この地を訪れる時は、山々からの神々しいパワーを存分に吸収する心持ちで温泉旅へと出かけてみてはいかがでしょうか。
- [ 所在地 ]
- 鹿児島県霧島市牧園町高千穂
- [ 電車、バスでのアクセス ]
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JR九州 鹿児島中央駅からJR日豊本線 霧島神宮駅まで電車で50分 バスに乗り換え 丸尾バス停 下車
JR鹿児島中央駅から鹿児島空港を経由し丸尾バス停 下車
- [ 車でのアクセス ]
- 九州自動車道 溝辺鹿児島空港ICから30分
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おすすめのシーズン
ベストシーズンは、梅雨前の4〜5月と秋口の10〜11月です。
霧島の気候は1年を通じて比較的暖かく、冬も雪が降るのは2〜3日程度と温暖な地域です。
梅雨が明けると海開きが始まり、大自然の中水遊びやキャンプなども楽しめます。
そして霧島と言えば高千穂峰の登山口となる高千穂河原や天孫降臨の神話に出てくるニニギノミコトを祀る霧島神宮が有名です。
霧島神宮
霧島町中央部にある神代の創建という古社です。
噴火によって何度か移転されているものの、老杉が茂った荘厳な雰囲気を醸し出しています。
6 世紀に造られ、ニニギノミコトを祀っており、天照大神は孫であるニニギノミコトにこの国を治めよと命令し、ニニギノミコトは三種の神器を譲り受け、7 人のお供の神と1 人の道案内の神と共に高千穂の峰に降りたという天孫降臨の神話に由来しています。
境内には君が代の歌詞にも出てくるさざれ石や樹齢800年の御神木など、神秘的なパワーを感じられます。
丸尾滝
国道223号の道沿いにある高さ23m、幅16mの豪壮華麗な滝です。
近くの栄之尾温泉、硫黄谷温泉の温泉水を集めて流れる珍しい「湯の滝」で、秋は飛沫が紅葉に映え、冬には滝から湯けむりが立ち上り、魅惑的な美しい情景を見に訪れる人の波が途絶えることはありません。
四季折々さまざまな風景を楽しむことができ、山峡に豪快な音と飛沫を上げて落下する乳青色の滝は、その色だけえも独特の雰囲気を漂わせています。
ライトアップされた夜は、飛沫が照明に反射してさらに幻想的な表情を見ることができます。
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