南紀白浜温泉
（なんきしらはまおんせん）
湯崎半島の海岸に湧く7つの温泉を総称して「南紀白浜温泉」と呼び、日本三大温泉の一つと数えられています。
1300年以上の歴史を持つ日本でも有数の古湯で、万葉集や日本書紀にも紹介され、日本三古泉の一つとしても数えられています。
大阪から約2時間と交通の便もよく、白い砂浜が印象的な白良浜やパンダで人気のテーマパークのほか、円月島や三段壁などの景勝地も多く、関西を代表するリゾート地として知られています。
一方で、古き良き時代の面影を今も残しています。
“湯崎七湯”のうち唯一現存する共同浴場「崎の湯」（天然露天風呂）は日本最古の風呂と言われています。
その他、歴史ある「牟婁の湯」や塩分濃度の高いお湯が湧く「松の湯」など、昔ながらの庶民的な雰囲気を残す共同浴場が健在しており、歴史ある白浜の湯をじっくり味わえる温泉地になっています。
- [ 所在地 ]
- 和歌山県西牟婁郡白浜町JP649-2211
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR紀勢本線 白浜駅からすぐ
- [ 車でのアクセス ]
- 紀勢自動車道 南紀白浜I.Cから10分
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おすすめのシーズン
南紀白浜は1年を通して過ごしやすい環境で季節ごとに様々な景色を見ることができる場所ですが、温泉や景勝地巡り、夜景が楽しめる冬がおすすめです。
夏のイメージがある白良浜も冬にはイルミネーションで鮮やかに彩られ、クリスマスツリーやハートをあしらったベンチ、幻想的なアーチが飾られ、カップルや女子旅にもおすすめです。
また、最近では東京・大阪などの主要都市から高速バスも出ており、最寄りの白浜駅や南紀白浜空港では無料のシャトルバスも運行していて交通の便もとても便利になっています。
崎の湯
崎の湯は1350年以上前からある「湯崎七湯」の中で唯一残っている歴史ある湯壷で、雄大な太平洋が間近にせまる露天風呂です。
湯船から海はほぼ一体になっており、岩に打ち寄せる波を感じながら入浴することができます。
温泉にたちこめる硫黄と潮の香り、波の音、太平洋をゆっくりと渡る船など、お湯だけでなく大自然にどっぷり浸かった開放感に身も心も委ねることができます。
また、近くの売店で売っている温泉玉子もお楽しみのひとつです。
平草原展望台
四季折々の花が咲き誇る平草原公園近くの道路沿いにあり、斜面に10mほどせり出した場所に設置された展望台です。
眼下には白浜温泉街や田辺湾を挟んで田辺市街を望むことができ、紀州材を使用した木製の展望台にはスロープや手すりが設けられ、車いす利用者の方も安全に登ることができるようになっています。
昼間は青々とした空と海の景色がとても映え、周辺には全長2kmのフィールドアスレチックコースがあり、丸太やロープなどで作った素朴な遊具が楽しめるようになっています。
夜には町中の明かりが灯りカラフルで幻想的な景色が望めます。
なお、夜の夜景を楽しみたい場合は、展望台の周囲に外灯がないため懐中電灯を持参しておくと安心です。
