若狭湾国定公園を代表する景勝地で、五つの湖（三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖）は水深と塩分濃度が違うため、湖面の色も季節ごとに五彩の変化をみせることから「五色の湖」といわれていています。

海水魚から淡水魚まで様々な魚が生息し、水鳥の貴重な生息地でもあることから、2005年にはラムサール条約湿地に登録されています。

若狭町観光船レイククルーズも運行されていて、水月湖の西側に位置する海山桟橋からスタートして、約40分間の水月湖と菅湖をゆったりとめぐる船旅を楽しむこともできます。

レインボーライン山頂公園は、標高約400ｍの梅丈岳の山頂にあり、第一駐車場よりリフトかケーブルカーを利用していくことができます。

公園内には「三方五湖に浮かぶ天空のテラス」をコンセプトに、5カ所のテラスがあり、ソファーやテーブル席などそれぞれ雰囲気の違った空間でくつろぐこともできますし、カフェで甘味を味わうこともできます。

もちろん全てのテラスからは圧倒的なスケールのパノラマの風景を見ることができます。

中でも「美浜テラス」が一番のおすすめで、三方五湖側と日本海側にそれぞれ天空の足湯とカウンターが設置されているので、足湯に入りながら神秘の湖・三方五湖や日本海の絶景を見渡せることから、クールジャパンアワード2019に認定され、まさに世界が認めた絶景です。

山頂公園内には、南と北の両側から一つの社を同時にお参りすることができる、全国でも珍しい「和合（わごう）神社」があります。

男女・夫婦・親子・恋人など多くの人の縁を結ぶとされ、2006年にプロポーズにふさわしいロマンチックな場所「恋人の聖地」として認定されています。

神社でお参りした後には、すぐそばにある「幸せの鐘」を１回鳴らせば、一層御神徳にあやかれるといわれています。