馬籠宿

(まごめじゅく)
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江戸時代の参勤交代で多くの人が行き交った中山道の宿場町。

 

中山道とは日本橋から京都まで約530kmにわたる道路で、69箇所の宿場がおかれていましたが、馬籠宿はその中の43番目の宿場町です。

 

石畳が敷かれた坂道の両脇にはお土産屋さんや昔ながらのカフェが並び、食べ歩きやお買い物をしながら江戸の面影残るノスタルジックな街並みを楽しむことができます。

 

また作家の島崎藤村の生誕地としても知られ、歴史と文学の世界に想いを馳せることができるスポットです。

[  所在地  ]
岐阜県中津川市馬籠
[  電車、バスでのアクセス  ]
JR中津川駅から北恵那交通バス馬籠線馬籠下車 徒歩約1分
[  車でのアクセス  ]
中央自動車道 中津川ICより約20分
※一部を除き普通車・大型とも無料
  • 石畳の美しい坂道

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    江戸と京を結ぶ五街道のひとつとして、かつて多くの大名や旅人に利用された中山道43番目の宿場町・馬籠。

     

    昔の姿を留めた美しい石畳の街道が約600mに渡って続き、軒の低い格子造りの家並みが続いています。

     

    中でもおすすめは、馬籠宿のシンボルである水舎小屋前です。

     

    水舎小屋そのものも見どころですが、水舎小屋の上のカーブのあたりからは、宿場町の情緒ある建物、石畳、さらには恵那山までを一望することができます。

    藤村ゆかりの地

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    馬籠宿は「木曽路はすべて山の中である」で始まる小説『夜明け前』の著者、文豪・島崎藤村の生誕の地です。

     

    宿場の中間地点には、島崎藤村が9才までを過ごした実家でもある藤村記念館が建っており、2020年には日本文化遺産にも登録されています。

     

    所蔵資料は6000点あり、『夜明け前』『嵐』などの作品原稿、遺愛品、周辺資料、明治大正詩書稀覯本コレクションが所蔵されています。

     

    また、藤村少年が勉強部屋として使用し、『夜明け前』にも登場する隠居所も、当時のまま保存されています。

    馬籠宿ならではの甘味を堪能

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    石畳が敷かれた坂に沿う宿場町、道の両脇には焼きたての煎餅や、おやき、五平餅やお土産屋さん、昔ながらのカフェが並び、食べ歩きや散策が楽しめるスポットです。

     

    なかでも、馬籠名物の五平餅は団子型で食べやすいのが特徴で、クルミとゴマをすりつぶしてから醤油と砂糖で味付けした秘伝のタレをたっぷりとつければ、モチモチとした食感に香ばしさが加わり、散策のお供にぴったりです。

     

    夏の暑い時期には栗きんとん味のソフトクリームも人気です。

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