岐阜城
(ぎふじょう)日本百名城の一つに数えられる岐阜城。
金華山の頂上にあり、周囲に視界をさえぎるものが一切ないため、天守からの眺めが素晴らしいことで有名です。
- [ 所在地 ]
- 岐阜県岐阜市18
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR岐阜駅よりバスで約15分
- [ 車でのアクセス ]
- 東海北陸自動車道岐阜各務原ICより約30分
- [ 駐車場 ]
- 有料・無料駐車場あり
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岐阜城の歴史
岐阜城は、美濃を制圧した織田信長が一時期居城とした城として知られていますが、その始まりは鎌倉時代。
二階堂行政が稲葉山に小さな砦を築いたのが歴史の始まりといわれています。
金華山山頂に位置し、岩山の上にそびえる岐阜城は、難攻不落の城としても知られ「美濃を制すものは天下を制す」と言われるほどでした。
戦国時代には道三・義龍・龍興の斎藤氏3代が居城としていましたが、その後、織田信長がこの地を攻略。
城主となり、地名を「岐阜」に、「稲葉山城」を「岐阜城」に改めました。
オーロラに例えられる大パノラマ
金華山・岐阜城からの城下の眺めが有名です。
展望台からは眼下に清流長良川、東には恵那山や木曽御岳山、北には乗鞍・日本アルプスが連なり、西には伊吹山・養老山脈、南には伊勢湾などが連なる壮大な眺望を楽しむことができます。
夜間営業期間は、近くに見える岐阜市内の繁華街と遠くに見える名古屋市のきらめきを望むことができます。
全国的に名高い神戸や函館にも負けない輝きを求め、遠方から多くの観光客が訪れています。
ぎふ長良川の鵜飼
金華山と山頂にそびえる岐阜城を背景に、名水100選に選定されている清流長良川で鵜飼が行われています。
ぎふ長良川の鵜飼は、1300年も前から続いている伝統行事。
宵闇の中でかがり火に照らされる鵜飼の景色は、幻想的な時代絵巻のようで、情緒あるナイトエンターテイメントになっています。