姫路城

(ひめじじょう)

姫路城は白い城壁で別名「白鷺城」とも言われています。

 

兵庫県姫路市のシンボルとして有名です。

 

姫路城は400年におよぶ歴史があり、壮大な天守は国宝に指定され、城内には国宝や重要文化財が多くあります。

 

1993年(平成5年)には日本の城郭として初の世界遺産にもなりました。

 

またARアプリ「姫路城大発見」による展示を実施し、城内スポットでスマートフォンやタブレット端末をかざすと動画や写真と共に詳しい解説が現れる仕掛けになっています。

[  所在地  ]
兵庫県姫路市本町68
[  電車、バスでのアクセス  ]
JR姫路駅・山陽電鉄山陽姫路駅からバス乗車 姫路城大手門前 バス停下車 徒歩5分
JR姫路駅・山陽電鉄 山陽姫路 駅から徒歩20分
[  車でのアクセス  ]
播但連絡自動車道 砥堀ランプ・花田I.Cから15分
山陽自動車道 姫路西I.Cから25分
阪神高速・姫路バイパス 中地ランプから15分
[  駐車場  ]
有料駐車場あり
  • おすすめのシーズン

    おすすめのシーズンは春の桜と秋の紅葉です。

     

    春は「日本さくら名所100選」に選ばれた姫路城の桜は一見の価値ありです。

     

    白鷺城の真っ白な壁に映える桜をぜひお楽しみください。

     

    秋は、一面真っ赤に染まるモミジや、緑から黄色に変わるコントラストなど、場所によって様々な紅葉風景を眺めることができます。

     

    整備された観光名所だけでなく、山々の自然美が作り出す紅葉風景も感動するほど美しく、秋は姫路全体がカラフルに彩られます。

     

    また姫路城では毎日日没~0時までライトアップされており、4月~10月までは白色、11月~3月までは暖色系の明かりがお城を照らしています。

     

    イベントの時などにはプロジェクションマッピングが投影されることもあり、遠くからでも美しく彩られたお城を見ることができます。

    姫路城の3つの見どころ

    「大天守」

     

    姫路城のシンボルであり代表的な建造物で国宝です。

     

    外観は真っ白の美しい壁で5重の造りをしていますが、内部は地下1階・地上6階の構造で最上階の大棟両端に設置してある大鯱瓦(おおしゃちがわら)は阿吽(あうん)で一対となっています。

     

    千鳥破風(ちどりはふ)・大千鳥破風・唐破風(からはふ)という形式を組み合わせたものです。

     

    「扇の勾配」

     

    姫路城は戦国時代からある城としては珍しく戦にまみえることがなかった城です。

     

    しかし戦時のときに被害を最小限に食い止めるための工夫が随所になされており扇の勾配もそのひとつです。

     

    石垣の上にいくほど反り返っており、敵が石垣を登れない設計になっており、横から見るとその美しい形が扇の曲線に似ていることから、扇の勾配と呼ばれています。

     

    「お菊の井戸」

     

    怪談話「播州皿屋敷」の登場人物の「お菊」にまつわるとされる井戸です。

     

    お菊は女中として使えていた家の主から家宝の皿を割ったのではないかという因縁をつけられ、責め殺されて井戸に投げ込まれたといわれています。

     

    それがこの井戸とされています。

     

    なお、お菊が投げ込まれるまでは釣瓶取(つるべとり)井戸と呼ばれていたそうです。

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