大鳴門橋 渦潮

(おおなるときょう うずしお)

徳島県鳴門市と淡路島の間にある鳴門海峡に架かるのが本州四国連絡橋の一つとして1985年(昭和60年)に開通した大鳴門橋です。

 

橋長は1,629m、幅は25m、主塔の高さは144.3mで開通当時は「東洋一の吊り橋」と呼ばれていました。

 

大鳴門橋の下には、淡路島と四国との間の幅約1.3kmの海峡があり、そこ生じる世界最大の渦潮を見ることができます。

 

最大時の直径は約30m、大潮の最速時には時速20kmにもなり、世界で3番目の速さと言われています。

 

日本で初めて太平洋を横断した蒸気帆船「咸臨丸」をモデルにした観潮船やクルージング船「ヘリオス」、「道の駅うずしお」などから観測できます。

[  所在地  ]
兵庫県南あわじ市福良丙
[  電車、バスでのアクセス  ]
JR鳴門駅からタクシーで10分
福良バスターミナルからタクシーで10分
[  車でのアクセス  ]
鳴門北ICから5分
徳島市内から30分
[  駐車場  ]
無料・有料駐車場あり
  • おすすめのシーズン

    春が一年で一番大きな渦潮が見られるおすすめのシーズンです。

     

    春は潮の流れが速く、渦潮の大きさは最大で直径20m以上になることもあります。

     

    特に、狙い目は、満月・新月の前後の「大潮の日」です。

     

    観潮には、海上45mのガラス床から渦潮を見下ろすことができる大鳴門橋遊歩道「渦の道」や鳴門海峡・大鳴門橋・鳴門公園を一望できる「エスカヒル鳴門」、観潮船に乗って間近で眺めることもできます。

     

    イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡と並び「世界3大潮流」の一つで、最大直径20mにも達する渦潮の大きさは世界一と言われています。

     

    船を利用して、渦に吸い込まれそうなスリルを体感してみてはいかがでしょうか。

    渦潮が見られる周辺スポット

    「大鳴門橋遊歩道 渦の道」

     

    大鳴門橋の中に作られた海上遊歩道で、450m先の先端にある展望台には目玉のガラス張りの床があり、そこからは鳴門海峡の渦潮を近くで見られます。

     

    45mの高さなのでスリルがあり、普段は味わえない貴重な体験ができると大人子供関係なく楽しめます。

     

    まるで海の上にいるかのようなドキドキ&ワクワク感が味わえる人気スポットとなっています。

     

    「エスカヒル鳴門」

     

    国立公園鳴門の近辺にある展望台で、展望台からは鳴門海峡はもちろん、大鳴門橋も見渡せ、絶景を楽しめます。

     

    展望台へは観光客用に設置された全長68mのエスカレーターで、透明の天井から空を見ながら上がるのが楽しいと人気です。

     

    展望台で食べる名産の鳴門金時がのっているソフトクリームは絶品です。