ひがし茶屋街

(ひがしちゃやがい)

ひがし茶屋街は、石川県金沢市の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている茶屋町で、江戸時代から明治初期に建築された茶屋様式の町家が多く残る風情のある街並みです。

 

街並み散策のほか、江戸時代から続くお茶屋見学、和菓子屋めぐり、金箔体験など、それぞれの好みの楽しみ方ができるため金沢を代表する観光地のひとつとなっています。

[  所在地  ]
石川県金沢市東山
[  電車、バスでのアクセス  ]
城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバスで橋場町バス停下車 徒歩5分
[  車でのアクセス  ]
北陸自動車道 金沢東IC・金沢森本ICから15分
  • ノスタルジックな街並み

    美しい出格子と石畳が続く和の趣を感じる古い街並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

     

    和服が華になる街で着物をレンタルした女性観光客が伝統的な町並みをバックに撮影している姿が多く見られます。

     

    裏路地の散策もおすすめで、夕暮れ時の茶屋街へ一歩足を踏み入れれば情緒あふれる加賀百万石のお茶屋文化を感じることができます。

    重要文化財にも指定されるお茶屋

    お茶屋は芸妓が粋で雅な芸で客をもてなす大人の社交場です。

     

    ひがし茶屋街にはかつてのお茶屋を一般公開しているところがあります。

     

    「志摩」は1820年に建てられたまま今に残るお茶屋の建物で、二階を客間とし遊芸を主体としたお茶屋特有の繊細で優美な造りとなっており、国の重要文化財に指定されています。

     

    「懐華樓」は金沢で一番大きなお茶屋建築で、金沢市指定保存建造物になっており、金の茶室など見応えのある館内はミシュランガイドでも高く評価されています。

    和風のショッピングストリート

    かつては格式の高い花街が、今では和風のショッピングストリートに変貌しています。

     

    あまり知られていないのですが、金沢は金箔生産が全国シェア99%と圧倒的なシェア率を誇っており、それだけにひがし茶屋街にも金箔のソフトクリームや金のたこ焼きなど金箔を使用した数々のグルメが楽しめます。

     

    またグルメ意外にも金箔コスメや工芸品などが豊富に揃っています。

     

    金箔のお店でショッピングを楽しんだり、街を散策しながら町家カフェで和菓子やお抹茶で一休みしたり、金箔貼り体験を楽しんだりと、何時間でも楽しむことができます。

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