鶴仙渓
(かくせんけい)鶴仙渓は、こおろぎ橋より黒谷橋に至る1.3キロの渓谷。
遊歩道が整備され、橋めぐりを楽しみながら、四季折々の風景が楽しめます。
周囲には松尾芭蕉ゆかりのスポットがあり、期間限定の休憩処では涼を感じながらスイーツを味わうことができます。
- [ 所在地 ]
- 石川県加賀市山中温泉下谷町152
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- 山中温泉バスターミナルより徒歩約15分
- [ 車でのアクセス ]
- 北陸道加賀ICより約20分
-
橋の名所
鶴仙渓にかかるこおろぎ橋は、鶴仙渓の上流部にかかる総ひのき造りの橋。
その情緒ある風情と、橋から眺める渓谷の風景も美しさで、鶴仙渓のシンボルとなっています。
あやとり橋は、いけばな草月流家元の故・勅使河原宏氏がデザインしたS字路の橋で、他に類を見ないS字型のユ ニークな形状形状と、モダンな印象を受ける紅紫色の橋など、そのデザインが特徴的です。
黒橋は、旅人の為に通された橋で、松尾芭蕉も「行脚の楽しみここにあり」と絶賛した橋といわれています。
石造りのアーチ橋の風情ある趣きが魅力的です。
渓谷の休憩処
鶴仙渓川床は、山中温泉の渓谷にある、期間限定でオープンする休憩処です。
この地の出身の和の鉄人、道場六三郎氏監修の「川床ロール」や「冷製抹茶しるこ」を、特産の加賀棒茶といっしょに味わうことができます。
清流のせせらぎを間近に感じながら、春は新緑を眺め、夏は清涼を感じ、秋は紅葉を愛でるという贅沢な時間が過ごせます。
芭蕉の館
山中温泉芭蕉の館は、松尾芭蕉が滞在した泉屋に隣接の扇屋別荘を改築したもので、芭蕉が山中滞在時に交流を深めた人々の資料や「奥の細道」に関係する古俳書、山中漆器など、芭蕉ゆかりの品を展示しています。
400年の歴史をもつ山中漆器の最高峰である人間国宝・川北良造の名品も鑑賞できます。