白米千枚田
(しろよねせんまいだ)白米千枚田は、石川県輪島市白米町にある棚田です。
世界農業遺産に登録された「能登の里山里海」を代表する景観で、日本の棚田百選に認定され、国の名勝にも指定されています。
景観を維持する取り組みなども高く評価されており、世界農業遺産の象徴的スポットです。
- [ 所在地 ]
- 石川県輪島市白米町99-5
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR金沢駅より約120分
- [ 車でのアクセス ]
- 能越自動車道のと里山空港ICより約40分
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白米千枚田とは
白米千枚田の田んぼの数は全部で1004枚で、数が多いので千枚田と呼ばれますが、最も小さい水田は0.2平方メートルと非常に小さいことから、「狭い田」からの転という説もあります。
最も高いところにある田んぼから最も低いところにある田んぼまでの高低差はおよそ56mで、19階建てビルの高さに相当し、田んぼのなかの遊歩道や畦道も、かなり急な斜面になっています。
地すべりが起きやすい高い土手をなくすため、斜面を何段にも分けた結果、千枚を越える 小さな水田が連なって、幾何学模様の千枚田が出来上がったのだそう。
一つ一つは小さく、耕運機も入らない狭さのため、栽培は昔ながらの手作業で行います。
あぜのきらめき
あぜのきらめきは、棚田のあぜに色が変わるLEDを25000個設置し、夜の千枚田を彩るイベント。
使用するLED装置は、通称「ペットボタル」と呼ばれ、ペットボトル容器に太陽光パネルと充電池、 LEDを入れたもので、昼の間に充電池に電気をためて、夜になると自動的に発光します。
2012年には、「LARGEST DISPLAY OF SOLAR-POWERED LEDS (太陽光発電LEDの最大ディスプレイ)」のカテゴリーにおいて、ペットボタルを 20461個設置したとして、ギネス新記録に認定されました。
ピンク、グリーン、ゴールド、ブルーのLEDが15分ごとにゆっくりに変わりながら灯り、夜の千枚田を彩ります。
原風景の中での結婚式
白米千枚田では毎年9月に、一般募集で選ばれたカップルの結婚式が執り行われ、雨風にも負けず黄金色に実った稲穂のように、末永く愛を育むことを田の神に誓います。
はじめての共同作業は、稲刈り。
二人で力を合わせ、新しい人生の一歩を歩み始めます。
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