箱根神社
(はこねじんじゃ)関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた箱根神社。
交通(道中)安全・厄除開運・心願成就(勝運守護)に御神徳の高い神様として信仰されており、近年では縁結びの神社としても有名になっています。
神社全体が緑に包まれており、森林浴も楽しめます。
- [ 所在地 ]
- 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- 箱根湯本駅よりバスで約30分
- [ 車でのアクセス ]
- 東名高速道路沼津ICより約30分
- [ 駐車場 ]
- 無料駐車場あり
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御神徳の高い運開きの神社
もともと山岳信仰の霊山としてあった箱根神社ですが、武士の時代には源頼朝などの将軍が参拝し、戦いの勝利を祈願していたと言われています。
江戸時代になると東海道が整備され道中安全を願う庶民の信仰が広がり、車社会の近代では交通安全祈願が願われています。
また、源頼朝と妻の政子が安産を祈願したとされている神社でもあり、現在は縁結びを願う女性が全国から訪れています。
湖上に浮かぶ平和の鳥居
水中の中に建つ平和の鳥居が、フォトスポットとして人気を博しています。
この鳥居は、上皇陛下の立太子礼と日本の独立(サンフランシスコ講和条約締結)を記念して建立されたものです。
陸からは見ることができないのですが、この鳥居には「平和」と書かれた額が湖に向かって掲げられています。
これは、1964年は、箱根大神(ハコネノオオカミ)御鎮座1200年と東京オリンピック開催を奉祝記念して掲げられたものです。
ご神木があるパワースポット
箱根神社の中には多くのご神木があります。
「安産杉」は、大樹が健全な母胎の象徴とみなされ、子孫繁栄を祈る杉として敬仰するようになったものです。
源頼朝と政子が安産を祈願して、源頼家・実朝が無事出産しました。
「矢立の杉」は、平安時代、征夷大将軍の坂上田村麻呂が奥州平定に向かう際に参詣し、御神前に表矢(おもてや)を献じ戦勝を祈願したことが名の由来になっているそうです。