城ヶ崎海岸は、伊豆東部火山群である大室山ができた約4,000年前の噴火によって、溶岩が海に流れて出て冷えて固まり造られました。

長い年月の間に波によって岸壁が削られ、約9kmにわたって断崖絶壁の海岸線が続きます。

海岸沿いには遊歩道が設けられ、何千年も前に出来た溶岩の上を歩くことができます。

門脇吊橋は、サスペンスドラマの撮影でも使われる、日本でトップクラスの人気の吊橋です。

長さ48m・高さ23m・定員100人で、そこそこ高いのでスリルはあるものの、頑丈でシッカリとした造りなので、安心して城ヶ崎海岸の絶景が楽しめます。

一方で、橋立吊橋は、門脇吊橋と比べると混雑も少なくなっています。

長さ60m・高さ18m・定員20人で、高さは門脇吊橋のほうが勝っていますが、門脇吊橋よりも長くて揺れを感じるためスリルがあり、また、門脇吊箸と同じく海岸沿いの断崖絶壁に架けられているので海岸の風景を十分に楽しめる、とてもレベルの高い吊り橋になっています。

橋のたもとには水原秋桜子の句碑もあります。

門脇崎灯台は、門脇吊橋の近くにある高さ24.9mの灯台で、地上17ｍに収容人員30名の第1展望台（室内）が、地上4ｍに収容人員60名の第2展望台が設置されており、天気の良い日には伊豆七島や天城連山を望むことができます。

吊橋が苦手という方にもこちらの門脇崎灯台からであれば、素晴らしい城ヶ崎海岸の眺望を楽しむことができます。