玉簾の滝

(たますだれのたき)

およそ1200年前に弘法大師が神のお告げにより発見、命名したとされる直瀑。

 

落差63m、幅5mと県内随一の高さを誇り、その流れ落ちる姿は迫力満点です。

 

かつては山岳宗教の信仰の対象となり山籠もりの厳しい修験が行われ滝の前には御嶽神社が祀られています。

 

滝からこぼれる水しぶきは太陽の光を受けるときらきらと輝き、小さなダイヤモンドが連なっているように見えます。

 

滝壺のそばまで行けるので霧状の水しぶきを浴びながら大迫力の滝の姿を眺めることができます。

 

ご神木である千年杉の大木をはじめ、周囲には杉の大木が林立しパワースポットとしても人気となっています。

[  所在地  ]
山形県酒田市升田字大森
[  電車、バスでのアクセス  ]
酒田駅から升田下車 徒歩20分
[  車でのアクセス  ]
JR酒田駅から40分
酒田みなとICから30分
[  駐車場  ]
無料駐車場あり
  • おすすめのシーズン

    四季それぞれに異なる趣があり一年中楽しめます。

     

    春には滝の周辺の広葉樹が芽吹き始め、雪解け水が加わった豊かな水量の豪快な滝が見られます。

     

    夏には一面が緑の木々に包まれ、水しぶきを浴びながら涼しいひとときが過ごせます。

     

    秋には周辺の広葉樹が紅葉を始め、赤や黄色に紅葉した木々の葉が流れ落ちる滝の水に映ります。

     

    1月中旬から2月上旬の寒さが厳しい冬には、流れ落ちる滝の水が凍結し、青白く輝く氷瀑を見ることができます。

     

    *冬期間の玉簾の滝までの道路は土曜・日曜・祝日だけ除雪されます。

     

    平日には車が通れないこともありますのでご注意ください。

     

    滝までの遊歩道並びに参道は原則除雪されません。

    御嶽神社

    追加分_山形_玉簾の滝1

    玉簾の滝の前に祀られているのが御嶽神社です。

     

    平安時代初期の大同三年(808年)に弘法大師(空海上人)によって開基されたと言われています。

     

    現在の社殿は大正6年に皇太神社・三上神社・白山神社・山神社を合祀し再建されました。

     

    御嶽神社にはご神木である千年杉の大木があり、神社に覆いかぶさるように木々の枝が伸びています。

     

    マイナスイオンが溢れ、森からもパワーがいただけると言われています。

    ライトアップ

    例年GW期間とお盆の時期にはライトアップが実施されます。

     

    昼中はマイナスイオンで自然いっぱいの滝ですが、ライトアップにより闇に浮かぶ神々しい滝の姿が浮かび上がり、より一層幻想的な世界を感じることができます。

     

    *2013年(平成25)より冬の時期のライトアップは行っておりません。

    玉簾の滝の伝説

    玉簾の滝は約1200年前に発見されたとされています。

     

    ある時、弘法大師の枕元に不動明王の使いが現れ、滝のある場所を告げてそこに不動明王をお祀りするように言ったそうです。

     

    お告げの通り滝が見つかり、その場所に不動明王をお祀りし、その滝を「玉簾の滝」と名付けました。

     

    滝の中腹に不動明王の石像があり、その前を流れ落ちる水が玉の簾の様だったことから玉簾の滝と名付けられたと言い伝えられています。

     

    いわれのある霊地の滝として不思議な力を持つとされ、昔から修験者の修行の場になっていました。

     

    現在ではマイナスイオンがあふれ、パワースポットとしても人気の観光地となっています。

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