四季それぞれに素晴らしい景色を楽しめますが、おすすめは桜が咲き誇る春です。

そびえ立つ雄大な富士山と河口湖、そして満開の桜が揃った景色はまるで絵葉書のように美しく、日本を象徴する絶景と言えるでしょう。

湖面に映る逆さ富士も見どころです。

また、「富士・桜祭り」が開催され、夜には桜のライトアップがされます。

毎年この絶景を見ようと国内外から多くの観光客が訪れます。

河口湖を湖上から楽しめるのが遊覧船「天晴」です。

こちらは長年人気を博した遊覧船「アンソレイユ号」に代わり、2020年12月4日に就航しました。

戦国時代に甲斐武田軍に属していた「水軍」の安宅船（あたけぶね）がモチーフになっている純和風な遊覧船です。

地上から見る風景とは異なり、広大な湖上から望む富士山と周辺の景色はより美しく感じられることでしょう。

河口湖畔駅から天上山山頂の富士見台駅まで河口湖の全景を見ながら約3分間の空中散歩です。

天上山は太宰治の名作「かちかち山」の舞台となっており、頂上にはうさぎやたぬきのオブジェが飾られています。

標高約1,075mの展望台からは河口湖の全景と裾野から広がる富士山が一望できます。

春には満開の桜、秋には色鮮やかな紅葉の景色も素晴らしく、ぜひ訪れていただきたい絶景ポイントです。

頂上には鳴らすと幸せになる「天上の鐘」やうさぎ神社もあるので、ぜひ参拝してみてはいかがでしょうか。

河口湖は一年を通してイベントが盛り沢山ですが、中でもおすすめなのが夏と冬に行われる花火です。

富士山を背景に打ち上げられる花火は他では見ることのできない、贅沢なひとときとなるでしょう。

夏に行われる花火は風情がありもちろん素晴らしいですが、冬に行われる花火もまた格別で人々の心を暖めてくれます。

「山開きまつり花火大会」

7月第1土曜日に開催され、富士山の入山、河口湖富士登山まつりと称し、昭和52年より始まった歴史の長い大会です。

「河口湖湖上祭」

8月5日（前夜祭4日）に連日続く富士五湖花火大会のフィナーレを飾る、湖最大規模の花火大会です。

大型打ち上げ花火や、音楽に合わせた花火が打ち上げられ、夏の夜空を華やかに彩ります。

「河口湖冬花火」

1月中旬〜2月中旬の土日及び富士山の日に開催され、澄み切った冬の夜空を彩る冬の花火大会です。