嬉野温泉
(うれしのおんせん)嬉野温泉の歴史は古く、その昔神功皇后が戦いの帰りに立ち寄り、この温泉の湯が負傷した兵士の傷を癒したことと、白鶴が元気に飛びたっているのを発見したことを喜んで「あな、うれしの」といったことからこの地名がついたという言い伝えもあります。
湯ざわりもなめらかで、一度、その湯ざわりを味わうと、嬉野から離れなくなると言われ、肌がスベスベになるとろみのある温泉は、”日本三大美肌の湯”の一つに数えられています。
嬉野は江戸時代には長崎街道の宿場町として栄え、1826年にはシーボルトも訪れたそうです。
今もなお、伝統ある旅館も立ち並び、風情と歴史を感じさせる温泉街として多くの方が訪れる温泉地です。
- [ 所在地 ]
- 佐賀県藤津郡嬉野町下宿
- [ 電車、バスでのアクセス ]
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JR佐世保線 武雄温泉駅からバスで30分 嬉野温泉駅 下車徒歩5分
JR佐世保線 武雄温泉駅からタクシーで25分
- [ 車でのアクセス ]
- 長崎自動車道 嬉野ICから5分
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おすすめのシーズン
湯豆腐が美味しい冬がおすすめです。
嬉野温泉の名物といえば「温泉湯どうふ」があります。
温泉水で豆腐をコトコト煮込むと、煮汁が豆乳色に変わり、とろとろの豆腐に仕上がります。
嬉野の温泉水だからこそできる奇跡の豆腐と言われています。
飲めば胃腸にも優しい温泉水と栄養満点の豆腐とが見事に融合した健康フードとして、リピーターが続出しているそうです。
また、嬉野市の冬の風物詩「うれしのあったかまつり」が毎年1月下旬から2月上旬までの間に開催されます。
市内各所にランタンや灯篭の暖かな灯りが灯り、約100基の灯篭が並び、豊姫玉神社では珍しい陶器の灯篭、新湯広場では恋人たちの灯り、温泉公園では絵手紙灯篭などそれぞれに違った灯りをみることができます。
嬉野温泉夏まつり大花火大会
はるか昔から人々に利用され、愛されてきた嬉野温泉にゆっくり浸かった後、夏の夜空に花火が上がります。
県内でも人気上位の花火大会です。
名湯に癒やされた体に「ドーン!」と響く大音響の花火が心地よく、のんびり花火を楽しめます。
迫力満点の二尺玉は直径600mもの大輪となり夜空を飾ります。
花火の前には、趣向を凝らしたイベントも開催され、大いに賑わいます。