奥入瀬渓流

(おいらせけいりゅう)
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青森県と秋田県にまたがる十和田湖から流れ出る約14kmの渓流、奥入瀬渓流。

 

特別名勝、天然記念物にも指定されています。

 

十数ヶ所の滝や清流、奇岩や豊かな樹木が見事な渓流美を作り出し、四季折々の自然美を堪能できます。

 

遊歩道を歩くだけで癒され、1年中を通して多くの方がハイキングを楽しみに訪れます。

[  所在地  ]
青森県十和田市奥瀬60
[  電車、バスでのアクセス  ]
八戸駅からバスで1時間半
青森駅からバスで2時間
[  車でのアクセス  ]
下田・百石ICから約1時間20分
  • おすすめのシーズン

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    おすすめのシーズンは、5月中旬から6月中旬の新緑の時期、10月中旬からの紅葉の時期です。

     

    青々と茂る新緑の光景は、日本屈指の美しさで「青森県でもっとも美しい場所」とも言われたくさんの観光客が訪れます。

     

    飛び散る滝のしぶきや風、野鳥の声がこだまし体全体で奥入瀬を感じることができます。

     

    紅葉の時期は木々が赤や黄色に染まり、渓流沿いの森の中を散策するのは新緑の時期とは違った姿を楽しむことができます。

     

    紅葉のトンネル、シダ類の緑がその渓流を彩る紅葉の美をさらなるものにし、秋の気配を色濃く感じます。

     

    ハイキング

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    深い自然に覆われた奥入瀬渓流。

     

    特別名勝、天然記念物として国の指定を受け保護されており、滝や清流、岩など、たくさんの見所があります。

     

    渓流沿いには14kmにわたり遊歩道が整備されているので、ハイキングをしながら豊かな自然や滝、動植物、奇岩からなる美しい渓流美を楽しむのがおすすめです。

     

    全体の散策にかかる時間は約4〜5時間ですが、長距離のハイキングとなるため、体力に自身がある方や長時間のハイキングに慣れている方におすすめのコースといえます。

     

    見所が集中している石ヶ戸より上流の区間(石ヶ戸~子ノ口)は約3時間半のコースとなります。

     

    かぎられた時間で奥入瀬渓流のハイキングを楽しみたい方や、負担を抑えつつ長時間のハイキングに挑戦したい方におすすめのコースです。

     

    体調やコースを確認しながら無理なく楽しみましょう。

    奥入瀬渓流の見どころ

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    奥入瀬渓流には、大自然が創り出す荘厳な見どころが満載です。

     

    ここでしか見られない渓流美を堪能するためにも、奥入瀬渓流を訪れたらチェックしたいポイントをご紹介します。

     

    ・三乱の流れ

    上流からの水量が豊富で岩の隙間を縫うように流れ落ちる流水を見られます。

     

    5月には岩の上にムラサキヤシオが咲き乱れます。

     

    ・阿修羅の流れ

    景勝地にも指定され、奥入瀬の渓流美を代表するスポットです。

     

    荘厳な流れを見せ迫力ある景観を楽しめます。

     

    ・白糸の滝

    いく筋にもなって流れ落ち、絹糸のように落ちる繊細な滝です。

     

    滝の美しさは日本の滝100選に選出されているほか、世界文化遺産にも登録されています。

     

    ・銚子大滝

    幅約20m、高さ約7mの奥入瀬渓流本流にかかる随一の滝です。

     

    流れ落ちる水は多量の水しぶきをうみ、ダイナミックな姿で訪れる人々を魅了します。

     

    また、銚子大滝の激しい流れは十和田湖へ遡上しようとする魚を防ぐことから「魚止の滝」とも呼ばれています。

    奥入瀬渓流での服装

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    奥入瀬渓流周辺は東京の平均気温と比較して5〜7度以上の温度差となる場合もあります。

     

    夏でも比較的涼しい気候となるため、基本的には長袖・長ズボンの着用(ケガの防止、虫刺されの防止にもなります)をおすすめします。

     

    また、ぬかるみや滑りやすい場所が多いため、水濡れに強く歩きやすい靴を着用しましょう。