三内丸山遺跡
(さんないまるやまいせき)三内丸山遺跡は今から約5500年前~4000年前の縄文時代の集落跡で日本最大級を誇る遺跡です。
ボランティアガイドさんの案内もあり、誰もが縄文人の生活や祭祀の様子を知ることができ、また、体験工房やレストランでは縄文人の生活が体験できます。
縄文の「ムラ」のたたずまいの中で、縄文文化を知り、体感し、親しむことができるよう、遺跡に関する調査・研究、保存、展示、教育普及などの活動が進められています。
- [ 所在地 ]
- 青森県青森市三内丸山305
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR青森駅からバスで30分
- [ 車でのアクセス ]
- 東北縦貫自動車道青森ICから5分
- [ 駐車場 ]
- 無料駐車場あり
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縄文時代の「ムラ」の保存・整備・活用
三内丸山遺跡で1992年から始まった発掘調査では、縄文時代前期~中期の竪穴建物跡や掘立柱建物跡、盛土、大人や子供の墓などが見つかり、当時の生活や自然環境などの解明が進められています。
また、多量の土器や石器、貴重な木製品、骨角製品などのほか、ヒョウタンやゴボウなどの栽培植物も出土し、DNA分析により栗の栽培が明らかになるなど、それまでは知られていなかった縄文人の生活が数多く発見されるスポットでもあります。
42haもの広さの遺跡には掘立柱建物と大型の竪穴建物が復元され、現代に蘇った縄文の遺跡をたどることができ、常設展示室では大型板状土偶や縄文ポシェット(編かご)などの重要文化財のほか、縄文人の生活を再現した展示を見学できます。
ものづくりを通して縄文時代を知る
敷地内の「縄文時遊館」は縄文時代をイメージしたグッズを手作りできるスペースです。
土器の復元体験や縄文服の試着、勾玉作り、組みひも作りと火起こし、ミニ土偶作りなどの体験メニューを楽しむことができます。
遺跡を訪れた思い出としてお土産がほしいなというときにぴったりではないでしょうか。
縄文人の食事を味わう
敷地内のレストランでは、縄文人が食べていた食材をメニューに取り入れた食事が開発されています。
遺跡にちなんだ、何がでてくるかわからない楽しいプレート「発掘プレート」や、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な古代米(赤米)を栗・帆立・山菜で炊き上げた「三内丸山縄文古代飯おにぎり」など、遊び心や郷土愛が感じられるメニューが豊富。
また、縄文時代から食されていた栗を使用したソフトクリームが人気です。
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