三段峡の数ある絶景の中でも、黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝「五大景観」と称されるスポットは必見。

黒淵は高さ100mにも及ぶ絶壁の渓谷で、豊かな自然に囲まれています。

非常に深い水底により、流れる水が漆黒に見えることから、この名前が付きました。

猿飛も黒淵ほど大きくはありませんが、岩壁の高さは20mを誇り、その峡谷を流れるエメラルドグリーンの川が幻想的です。

二段滝は、もともと滝水が「二段」となっていたことからこの名前で呼ばれていましたが、昭和63年の豪雨で一部の岸壁が崩れてしまい、現在は一段となっています。

三段滝は、三段峡の中でも人気のスポットで、三段に渡って力強く流れる水からは、自然の壮大さを感じ、紅葉の時期には、息をのむ艶やかに色づいた木々を観に多くの観光客が集まります。

三段峡には、大岩壁と原生林、澄み切ったエメラルドグリーンの水面が幻想的な空間を楽しむ『黒淵渡舟』と、高さ20メートル以上の岩壁に清流が緩やかに流れる幻想的な峡谷を楽しむ『猿飛渡舟』の2つの渡し舟があります。

この舟に乗らないと二段滝は見ることができません。

渓流が作り出す水の音と森林の香りのマイナスイオンに浸ることで大自然の旅を堪能できます。

三段峡で体験できるアクティビティには自然を満喫できるものがたくさんあります。

五感を使って森林を歩き身体を癒す「森林セラピー」、水辺から自然を感じるリバーカヤックやリバーSUP（スタンドアップパドル）などのウォーターアクティビティ、冒険を楽しむアドベンチャーツアーなど、いずれも普段は都会では味わえない自然との接点を体全体で楽しむことができます。