広島
Hiroshima-
三段峡
広島県山県郡安芸太田町
西日本有数の「峡谷凝縮美」
先人が手掘りで残した全長約16キロメートルにも及ぶ西中国山地国定公園内にある大峡谷。
柴木川に沿って深く切り込んだ峡谷では、彩る木々や大小の滝、エメラルドグリーンの水面が類まれな渓谷美を楽しませてくれます。
場所によっては、日本庭園や山水画のように見事な景観も堪能でき、特に、黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝の五大景観は必見です。
三段峡春まつり、三段峡もみじまつりなど、色々なイベントも開催され多数の観光客が訪れるスポットであり、遊歩道での散策や渡船、カヤック体験などが楽しめます。
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広島城
広島県広島市中区基町21-1
太田川河口の三角州に、毛利輝元によって築かれた平城
広島城は1589年に築城され、別名は鯉城(りじょう)、在間城(ざいま)、当麻城(たいま)とも呼ばれてもいます。
1945年の原爆投下で天守は倒壊し、櫓や門は焼失しましたが、1958年に復元されています。
名古屋城、岡山城と共に日本三大平城とされる広大な敷地で、当時近世城郭の初期的な城として、「日本100名城」、「日本の歴史公園100選」にも指定され、ここの水堀に泳ぐ「鯉」から、プロ野球の広島カープの名前が付けられたとされています。
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原爆ドーム
広島県広島市中区大手町1-10
1945年8月6日8時15分に広島に落とされた人類史上最初の原子爆弾により被爆した建物です。
太田川の支流・元安川沿いに、ほぼ被爆した当時の姿のまま立ち続ける原爆ドームは、核兵器の惨禍を伝えるものであり、時代を超えて核兵器の廃絶と世界の恒久平和の大切さを訴え続ける人類共通の平和記念碑です。
1996年には世界文化遺産に登録されました。
この建物は、もともとは広島県内の物産品の展示や販売をするための施設として1915年に建てられ、広島県美術展覧会、博覧会などが開催されていたと言われています。
現在は、内部に入ることはできず外観のみ見学可能で、日没から日の出までライトアップが行われています。
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しまなみ海道
広島県尾道市〜愛媛県今治市
瀬戸内しまなみ海道は、正式名は西瀬戸自動車道で広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路です。
途中には、村上海賊ゆかりの因島や、レモンの産地として有名な生口島(いくちじま)、「伯方(はかた)の塩」で知られる伯方島などの島々があり、絶景スポットも多数あります。
「サイクリストの聖地」としても知られるようになり、新尾道大橋以外の橋には、原動機付き自転車道及び自転車・歩行者専用の道路が整備されているため、眼下に広がる多くの島々の美しさを眺めながらサイクリングも楽しめます。
この海道を舞台にサイクリングの世界大会も開催され、世界中からサイクリストたちがやってきています。
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嚴島神社
広島県廿日市市宮島町1-1
海の中に立ち、満潮時には社殿が海の中に浮かんでいるような不思議な光景に出会えることで有名な嚴島神社は「安芸の宮島(あきのみやじま)」として『日本三景』の一つに数えられます。
優美な寝殿造りの社殿は平清盛によって手掛けられたと言われています。
ユネスコの世界文化遺産にも「嚴島神社」として1966年に登録されている日本を代表する観光スポットです。
嚴島神社がある宮島は瀬戸内に浮かぶ島で、かつてはこの島全体が御神体とみなされ、信仰の対象となっていました。
そのため、鎌倉時代以前は人が住むことも禁じられていましたが、現在では宿泊施設や観光設備も充実しており、一日中観光することができるようになっています。