小樽運河

（おたるうんが）

1923年に完成した小樽運河は、内陸を掘り込んだ運河ではなく海岸の沖合いを埋立てて造られたため、緩やかに湾曲しているのが特徴です。

小樽運河ができる以前から、小樽港は北海道開拓の玄関口として発展してきました。

かつての小樽港は大きな船を沖に泊め、はしけ（台船）を使って荷揚げしていました。

荷揚げする量が増え、運搬作業の効率化を図るため、はしけの接岸できる距離を伸ばすよう設計されたのが小樽運河の成り立ちです。

戦後になって、港の埠頭（ふとう）岸壁の整備によりその役目を終えたため、1986年に小樽運河の一部を埋め立て、幅の半分が道路となり、散策路や街園が整備されました。

運河の全長は1140mで、散策路には63基のガス灯が設置され、運河沿いの石造倉庫群は当時の姿のまま残されておりレストランなどに再利用されています。

北海道小樽の気候

小樽の気候は北海道の他の地域と比べて温暖な場所に位置しています。

夏の昼間は半袖で快適に過ごせます。しかし朝晩は冷えることもあるので羽織るものを準備をしていきましょう。

冬は厚手のコートは必須ですが、建物の中は暖かいので着込みすぎに注意です。

朝・晩は路面が凍結して滑りやすいので、靴は歩きやすいもの選びましょう。

ノスタルジックな街並みに溶け込むように特別にデザインされた船で小樽運河を巡ります。小さなエンジンと環境にやさしいバイオディーゼルを使ったやさしい船として造られています。

クルーズは観光にも便利な小樽運河の中央橋から出発します。中央橋～小樽港～北運河～南運河の浅草橋までを約40分かけて周ります。

乗船を希望される場合は、小樽運河中央橋発券所にて直接チケットを購入してください。確実な乗船のために、事前予約がオススメです。

チケットの販売は出航時間の15分前に締切りとなります。すでに予約を完了している方も、出航時間の15分前までに中央橋発券所でチケットを購入してください。

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