栗林公園
(りつりんこうえん)国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにも三つ星で掲載される江戸初期の回遊式大名庭園最大の広さを持つ栗林公園は、高松藩主松平家の別邸として、歴代藩主が修築を重ね300年近く前に完成しました。
2020年には四国八十八景にも選定されています。
緑深い紫雲山を背景に6つの池と13の築山を巧みに配し、江戸初期の回遊式庭園として、すぐれた地割り、石組みを有し、木石の雅趣に富んでいます。
一千本もの見事な手入れ松とともに一歩一景といわれる変化に富んだ美しさを醸し出します。
日本式の南庭と開放的な明治洋風の北庭に分かれています。
四方正面の珍しい茶室・掬月亭や南湖に架かる偃月橋からの眺めは絶品です。
和船で歴代の藩主が楽しんだ舟遊びも体感できるようになっています。
- [ 所在地 ]
- 香川県高松市栗林町1-20-16
- [ 電車、バスでのアクセス ]
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琴電栗林公園駅から徒歩で5分
JR栗林公園北口駅から徒歩で3分
JR高松駅からタクシーで5分
栗林公園前からバスで1分
- [ 車でのアクセス ]
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高松空港から約30分
高松西ICから約20分
高松中央ICから約15分
- [ 駐車場 ]
- 有料駐車場あり
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おすすめのシーズン
春の桜のシーズンがおすすめです。
丹念に手入れされている庭園で、園内にはソメイヨシノを中心に約320本の桜や多彩な花々を楽しむことができます。
湖面に映る桜の艶やかさと松の翠の色彩が織り成すハーモニーが見どころです。
開花に合わせて春のライトアップも実施され、公園を彩る桜が美しい姿を見せてくれます。
南湖周遊和船
約30分かけて風光明媚な広さ約7890へいほうの南湖を和船でめぐる「南湖周遊和船」は湖面に映った半月を思わせる「偃月橋(えんげつきょう)」を水面から眺めることができます。
湖面から眺める景色も計算し尽くされ、格別の美しさがあります。
春にはハート型の「恋つつじ」が咲く「杜鵑嶼(とけんしょ)」の脇を抜け、秋には「楓岸(ふうがん)」と呼ばれるカエデが多く植えられた岸辺に近づくなど、高松松平家の歴代藩主も楽しんだといわれる四季折々の庭の風情を満喫できます。
栗林公園のイベント
春の桜の季節と秋の紅葉やキンモクセイの季節には、夜のライトアップが開催されます。
ライトアップ時は通常よりも営業時間が長くなっておりますが、詳細はご確認ください。