知林ヶ島

(ちりんがしま)
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知林ヶ島は、鹿児島湾(錦江湾)に浮かぶ美しい無人島です。

 

干潮時に砂の架け橋で対岸とつながる絆の島として知られています。

[  所在地  ]
鹿児島県指宿市東方
[  電車、バスでのアクセス  ]
JR指宿駅よりタクシーで約15分
[  車でのアクセス  ]
九州自動車道谷山ICより約60分
  • 砂の架け橋

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    3月から10月にかけての大潮または中潮の干潮時に、知林ヶ島に続く砂の道「ちりりんロード」が現れ、限られた時間、知林ヶ島は砂の道により陸続きとなります。

     

    この砂の道は、東シナ海から鹿児島湾に入って来る温暖な黒潮の流れと、鹿児島湾から東シナ海へ向かうやや冷たい流れのちょうど境目で海流がぶつかり合うことで、境目に砂が積もることによって形成されます。

     

    「ちりりんロード」が出現する時間は1~6時間と限られていることから、「ちりりんロード」を目的に知林ヶ島に訪れる場合は、事前に出現予測を確認しておきましょう。

    縁結びの島

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    「ちりりんロード」が消えても必ず再び現れ、島と陸とを結ぶことから、知林ヶ島は縁結びの島とも呼ばれ、パワースポットとして知られています。

     

    鳴らすと幸せが訪れるという願いを込めて、知林ヶ島の島内の南展望台に「Chirin’s Bell」と呼ばれる鐘が設置されました。

     

    「ちりりんロード」をバージンロードに見たてて、チャペルの鐘のように「Chirin’s Bell」を鳴らすのもロマンチックですよね。

     

    また、「ちりりんロード」の入り口付近に、二つのサイズの違うオブジェクト「Chirin’s Heart」が、知林ヶ島を眺められる指宿側の岸に設置されています。

    見る角度を工夫すると2つのオブジェが重なってハート形に見える仕掛けになっているので、記念撮影にもおすすめです。

    ハート形の貝

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    「ちりりんロード」にはいろいろな種類の貝殻がたくさん落ちていますが、2つを合わせるとハートの形になるので目八葵貝(モクハチアオイガイ)という貝殻を拾うことができます。

     

    この貝は、錦江湾岸には現在生息していなく、現在浜に打ち上げられている貝殻は、数千年前の化石だといわれています。

     

    はるか昔の貝殻が「縁結びの島」のムードを演出しているのです。