四万十川

(しまんとがわ)

津野町不入山に端を発し、中土佐町、四万十町、四万十市を流れる四国最長を誇る全長196kmの大河です。

 

『最後の清流』として知られ、火振り漁や柴づけ漁など現在でも伝統的な漁が行われています。

 

上流から下流に数多くある沈下橋は、欄干がなく、川の増水時に水面下に沈むことで流失しないように作られており、今も住民の生活道であるとともに、四万十川の風物詩となっています。

 

なお、四万十市内からも近い今成橋(通称・佐田沈下橋)は撮影スポットとしても有名です。

 

また、四万十川では、流れが穏やかな場所でのカヌー体験や沈下橋からのダイビング、レンタサイクルでの沈下橋めぐり、屋形船で四万十川をのんびり巡る遊覧船も楽しむことができます。

[  所在地  ]
高知県四万十市中村
[  電車、バスでのアクセス  ]
JR予土線 土佐昭和駅から徒歩7分
JR予土線 土佐大正駅から徒歩5分
JR予土線 江川崎駅から徒歩20分
[  車でのアクセス  ]
土佐くろしお鉄道 中村駅から10分
[  駐車場  ]
無料駐車場あり
  • 四万十川のおすすめのシーズン

    暖かい時期の5月前後がおすすめです。

     

    人気のリバーアクティビティやサイクリングも楽しめますし、何と言っても、四万十町の十川(とおかわ)で、40年以上行われている、こいのぼりの川渡しを見ることができます。

     

    例年、4月中旬から5月中旬の約1ヶ月間に四万十川の上空を勇壮に泳ぐ約500匹のこいのぼり達を見ることができます。

    佐田沈下橋

    四万十川の景観と言えば、欄干のない沈下橋が有名です。

     

    支流も含めると保存対象に指定された沈下橋は48本もあります。

     

    中でも「佐田沈下橋」は四万十川の最下流にかかり、かつ沈下橋の中で最長の橋です。

     

    2012年のテレビドラマ「遅咲きのヒマワリ」の舞台として知られており、四万十市内から近いこともあり、いつも多くの観光客で賑わっている人気の沈下橋です。

     

    長さ291.6m、幅4.2mあり、自転車に乗ったままでも渡ることができます。