清水寺
(きよみずでら)「清水の舞台」として名高い人気を誇る清水寺。
創建から1,200年以上の歴史を持ち、「古都京都の文化財」の一つとして1994年に世界文化遺産に登録されました。
迫力のある清水の舞台からは京都の街が一望でき、とても美しい景色が広がります。
京都屈指の桜、紅葉の名所でもあり国内外から多くの観光客で賑わいます。
音羽の滝や約31mの高さを誇る三重塔をはじめ、重要文化財に指定された15の堂塔が建ち並び、本尊の十一面千手千眼観音像は33年に一度ご開帳される秘仏となっています。
- [ 所在地 ]
- 京都市東山区清水1丁目294
- [ 電車、バスでのアクセス ]
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京都駅より京都市交通局(市バス)206系統・東山通北大路バスターミナル行き、100系統清水寺祇園 銀閣寺行きで五条坂下車、徒歩10分
湯河原町駅より京都市交通局(市バス)207系統・東福寺・九条車庫ゆきで清水道下車、徒歩10分
- [ 車でのアクセス ]
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京都駅より約15分
京都東ICより約25分
京都南ICより約20分
- [ 拝観時間 ]
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6:00〜18:00
※季節により変動あり
- [ 駐車場 ]
- 周辺に有料駐車場あり
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おすすめのシーズン
おすすめはやはり春の桜のシーズンと秋の紅葉のシーズンです。
春にはソメイヨシノやヤマザクラなど約1,500本もの桜が咲き誇り、優しいピンク色に包まれます。
清水の舞台から見下ろす満開の桜は絶景です。
秋は紅葉の名所としても人気があり多くの人々が訪れます。
色鮮やかな紅葉と本堂、三重塔の朱色とのコントラスは見事です。
夜にはライトアップが行われ、紅葉の紅やオレンジのグラデーションがより際立ち、昼間とは違った幻想的で美しい景色がご覧いただけます。
※紅葉シーズンは特に混雑しますので、ご注意ください。
国内最大級の「三重塔」
西門のすぐ後ろ側に所在し、境内に入って右手奥に位置する朱色の三重塔。
高さ約31mを誇る国内最大級の三重塔とされています。
平安時代の847年の建立され、その後何度か消失を繰り返し、現存するものは江戸時代の1632年に再建されたものを1987年に解体修理して復元されたものです。
内部には大日如来像が祀られ、四方の壁には真言八祖像、天井や柱には密教仏画や飛天・龍などが極彩色で描かれています。
ライトアップされた姿も美しく、桜や紅葉とともに見る三重塔もまた素晴らしい景色です。
清水寺の象徴「本堂」
清水寺の象徴である本堂は、境内の奥手に位置する正面36m、側面30mの巨大建物です。
みなさんご存知の本堂からせり出した「清水の舞台」の高さは約13m、なんとビル4階分に相当します。
2020年に床板の張り替え工事が完了し、新しくなった本堂がお目見えしました。
舞台を支えているのは、釘を1本も使わない「懸造り(かけづくり)」という日本古来の伝統工法です。
長い18本の欅の柱を並べ、木材を格子状に組みあげ、木材同士が支え合うことで建てられています。
急斜面でも強度や耐震性に優れているので、音羽山の崖に建つ清水寺にぴったりの工法です。
本堂をお参りし、舞台から京都の絶景を一望しましょう。
ご利益のある人気スポット「音羽の滝」
本堂、三重塔と並び清水寺を象徴するスポット音羽の滝(おとわのたき)。
お寺の名前の由来ともなった「金色水」「延命水」と呼ばれる清らかな水が流れ落ちる約4mの滝です。
滝は3つに分かれており、願い事をしながらこの水を飲むとご利益があると言われています。
それぞれ「延命長寿」「縁結び」「学業成就」のご利益があるとのことですが、ご利益は消えてしまうとか。
ライトアップに輝く清水寺
春、夏、秋にライトアップが行われます。
ライトアップの際に清水寺から放たれる一筋の青い光は観音様の慈悲を表しています。
古都京都の街並みがより一層光り輝き、存在感をさらに増す清水寺は見逃せません。
「春のライトアップ」
境内にはソメイヨシノやヤマザクラなど約1,500本もの桜が咲き誇り、ライトアップされた夜桜・をお楽しみいただけます。
「夏のライトアップ」
1日のお詣りで1000日分の利益が得られるという「千日詣り」に合わせてライトアップが行われます。
期間中は本堂内々陣の特別拝観も可能で、御本堂を拝むことができます。
「秋のライトアップ」
色鮮やかな紅葉がライトアップによりさらに幻想的に浮かび上がります。
本堂や三重塔などと紅葉のコンビネーションも美しく、ライトアップの中でも人気のシーズンとなっています。
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