おすすめのシーズンはなんといっても紅葉の時期です。

その光景を見たら誰もが感動を覚えるといわれている鳴子峡の紅葉。

特に大峡谷が紅葉で彩られる10月下旬から11月上旬にかけては息をのむほどの絶景です。

峡谷にはモミジ、カエデ、ミズナラ、アカシデなどの落葉広葉樹が生い茂り、ところどころに覗く松の緑や奇岩の灰色がいっそう紅葉の鮮やかさを引き立ててくれます。

鳴子峡レストハウス前からは、視界いっぱいに広がる大パノラマを一望できます。

また、大深沢橋の上からも峡谷を眺めることができ、運が良ければ電車と紅葉のコラボレーションの姿を見ることが出来ます。

一生に一度は見ておきたいまさに絶景と呼ぶにふさわしい美しさとなっています。

鳴子峡を眺める絶景ポイントをご紹介します。

・鳴子峡レストハウス

こちらは道の駅のような場所ですが、駐車場の前が展望台のようになっており、鳴子峡に架かる大深沢橋と絶景を眺めることが出来ます。

・大深沢橋

鳴子峡を代表する景観となっている大深沢橋。

橋の上から見る景色も絶景で、新緑や紅葉、時間帯によってはトンネルから出て峡谷を横断するJR陸羽東線の姿も見ることが出来ます。

鳴子峡にはいくつかの遊歩道が整備されているので、ゆっくりと散策しながら絶景を見て歩けます。

・鳴子峡遊歩道（解放時間09:00〜16:00、冬季閉鎖）

鳴子峡レストハウスから回顧橋までの鳴子峡遊歩道は、途中から通行止めになっており、谷底の回顧橋で折り返して戻る必要がありますが、美しい渓谷が眼前に迫る絶景なので、谷底まで降りて散策するのがおすすめです。

大深沢橋を見上げることができ、清々しい風を感じながら、清流と断崖と紅葉/新緑のコントラストをお楽しみください。

・大深沢遊歩道（日の出〜日没、冬季閉鎖）

1周2,2kmの大深沢遊歩道は約50分ほどで周遊できます。

雑誌などでよく見かける渓谷に架かる大深沢橋の光景はこちらの大深沢遊歩道から見ることが出来ます。

遊歩道の大半は舗装されており、高低差も少なく歩きやすい道ですので、清流の音を聞きながらゆっくりと絶景を楽しめます。