一目千本桜は、例年4月初旬に開花し、中旬に満開を迎えます。

桜が見頃を迎える時期には、大河原町で「おおがわら桜祭り」、柴田町で「しばた桜祭り」が行われ、人力車や屋台船に乗って春の訪れを感じることができます。

また、開花期間中、東北本線の大河原駅～船岡駅間は徐行運転になるため、のんびりと車窓から桜を楽しむという贅沢な時間を過ごすことができるのもおすすめのポイントです。

白石川堤一目千本桜は、JR東北本線大河原駅から船岡駅の区間に集中しています。

おすすめの歩き方は、大河原駅→末広歩道橋→韮神堰→白石川千桜公園・しばた千桜橋→船岡城址公園→さくら歩道橋→船岡駅。（逆になっても構いません。）

しばた千桜橋は、ともに「日本さくら名所百選」にも選ばれている白石川堤と船岡城址公園をつなぐ橋で、2つの桜の名所の行き来ができます。

船岡城址公園は、約1,300本のソメイヨシノが咲き誇り、山頂からは一目千本桜と白石川、さらには遠く蔵王連峰や太平洋までも望むことができる、絶景スポットです。

余力があれば、船岡駅近くのさくら歩道橋から徒歩約15分の場所にある日本一ソメイヨシノの巨木まで足を伸ばすのがおすすめ。

幹周りは4,35m、東西26m、南北24m、高さ16mある日本一太いソメイヨシノは圧巻の眺め。

さらに余力がある場合は、日本一ソメイヨシノの先にあるさくら船岡大橋へ渡ると、歩道の両脇をはさむように桜並木が続く桜のトンネルを楽しむことができます。