高千穂峡
(たかちほきょう)阿蘇火山活動の火砕流が五ヶ瀬川に沿って流れ出し、 急激に冷却されてできた渓谷で、1934年11月10日、国の名勝・天然記念物に指定されています。
高さ約50~100mの柱状節理がすばらしい景色を作り出しています。断崖は7kmも続き、柱状節理のすばらしい景色を作り出しています。
日本の滝百選に選ばれている「真名井の滝」はこの渓谷のシンボルで、高さ約17mから水面に落ちる様は圧巻です。
新緑と紅葉の頃は特に美しく、近くには貸ボートもあり、ボートから見上げる景観も素晴らしいものです。
遊歩道からは3つのアーチ橋や、高千穂伝説が残る「鬼八の力石」など見どころも盛りだくさんです。
- [ 所在地 ]
- 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井
- [ 電車、バスでのアクセス ]
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電車はありません。
高速バスで高千穂バスセンターから徒歩30分
- [ 車でのアクセス ]
- 高千穂バスセンターから10分
- [ 駐車場 ]
- 有料・無料駐車場あり
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おすすめのシーズン
高千穂峡はオールシーズン楽しめ、春の桜や新緑、夏の避暑、秋の紅葉と雲海、冬の夜神楽など、多くの観光客で賑わいます。
そこで、あえておすすめのシーズンといえば、初夏の新緑の時期、夏の清涼感が感じられる時期、そして秋の紅葉の時期になります。
紅葉の時期に、タイミングが合えば、雲海も見ることができます。
真名井の滝
日本の滝百選に選出された約17mの落差で水が落ちる滝です。
展望台が設けられていて、滝と渓谷が目の前に広がります。
真名井の滝周辺は、垂直に切り立った岩壁「柱状節理」に囲まれていて、川幅も狭くなっており、この深く狭い渓谷に太陽が差し込むのは、季節により変化するものの、午前中の短い時間かつ、お昼に近い午前にその時間が訪れます。
暗緑色だった水面が、陽の光によって鮮やかなグリーンに変化する様子は幻想的で神秘的です。
初夏なら上から、秋冬なら斜めに差し込む光が、その季節ならではの光景を生み出します。
日本誕生を物語る神話「天孫降臨」によると、水がなかったこの土地に、神様の「天村雲命(あめのむらくものみこと)」が水種を移した「天真名井(あまのまない)」の水が水源となり、流れ落ちているといわれています。
夏は「真名井の滝」と遊歩道のライトアップが、幻想的な世界を演出し、滝は水面からボートで見上げることができます。
高千穂三橋
高千穂峡の渓谷に架かる3本のアーチ橋の総称です。
趣の違うアーチ橋が一望でき、 一つの峡谷の一か所に三本ものアーチ橋を見ることができるのは全国でも高千穂峡だけだと言われています。
下から順に架かる「神橋(石橋)」「高千穂大橋(鋼橋)」「神都高千穂大橋(コンクリート橋)」が一度に見られるとあって、珍しい光景を求めて観光客が訪れています。