清津峡
(きよつきょう)黒部峡谷、大杉谷とともに日本三大峡谷のひとつである清津峡。
エメラルドグリーンの清津川を挟んで雄大にそびえ立つ岩壁はV字型の峡谷になっており、その迫力は見事です。
この岩肌は柱状節理(マグマが冷えて固まる際、収縮して四〜六角形の柱状の岩になったもの)の岩が寄せ集まり形成され、ダイナミックな美しい地形は国の名勝天然記念物に指定されています。
清津峡渓谷トンネルからは岩肌を間近に見ることができるだけでなく、フォトジェニックな写真が撮れる箇所が多くあります。
トンネル最奥の「パノラマステーション」では床に沢水が張られ、トンネル内部がミラー状になっている為、峡谷が映り込む美しい景色を見ることができます。
清津峡の深い渓谷と透明度の高いエメラルドグリーンの清津川、自然が作り出した雄大な風景をお楽しみください。
- [ 所在地 ]
- 新潟県十日町市小出癸2119-2
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- 越後湯沢駅から森宮野原行き急行バスで 清津峡入口 バス停下車 徒歩30分
- [ 車でのアクセス ]
- 塩沢・石打ICから25分
- [ 営業時間 ]
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エントランス: 09:00〜16:00
トンネル受付: 08:30〜16:30
- [ トンネル料 ]
- 有料
- [ 駐車場 ]
- 無料駐車場あり
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おすすめのシーズン
おすすめは紅葉の時期、10月〜11月上旬です。
もみじ、ウルシなどが色鮮やかに色づき、雄大な峡谷は赤や黄色の紅葉でおおわれます。
迫力ある岩壁、エメラルドグリーンの清津川、紅葉した木々が織りなす色鮮やかな絶景をご覧ください。
清津峡渓谷トンネル
清津峡を安全に観光できるよう1996年10月に全長750mの清津峡渓谷トンネルが作られました。
2018年には大地の芸術祭に向けて、トンネル内部のスポットが マ・ヤンソン、MADアーキテクツによるアート作品「Tunnel Of Lights」としてリニューアルされています。
入り口から終点まで、明暗、ライト、音などさまざまな要素を掛け合わせトンネルの奥へと誘う仕掛けを十分に楽しむことができます。
第一見晴所からは柱状節理の岩肌を間近に見ることができ、その雄大さに圧倒されることでしょう。
第二見晴所ではトイレから清津峡の絶景を見ることができます。
中からのみ外が見える特殊の素材により作られたトイレは、なんともユニークです。
第三見晴所では、赤いバックライトにしずくのような鏡が照らされ、近未来的な雰囲気が味わえます。
そしてトンネル最終点にあるパノラマステーションでは、沢水が張られた水面に景色が鏡のように映り込む神秘的な景色を見ることができます。
パノラマステーション
清津峡渓谷トンネル内最終点のパノラマステーションは、SNSでも話題になっている人気のスポットです。
最大の特徴は床一面に沢水が張られ、内部がミラー状になっていることです。
峡谷の景色が鏡のように水面に映り込み、幻想的なアート空間が広がります。
トンネルと水面が繋がって鏡張りになると綺麗な円となるので、上下逆さにみても気づかないほどです。
フォトジェニックな写真が撮れることでも人気の撮影スポットなので、ぜひ色々な角度から撮影してみましょう。
眼下に広がる迫力ある峡谷と水鏡に映し出される四季折々に変化する神秘的な風景をご堪能ください。
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