彌彦神社
(いやひこじんじゃ)彌彦神社の歴史は古く、日本最古の和歌集である万葉集に詠まれているほどです。
新潟県の弥彦山を神体山とし、越後国一の宮にして天照大神の孫にあたる天香山命(あめのかぐやまのみこと)を祀っています。
- [ 所在地 ]
- 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR弥彦駅より徒歩約15分
- [ 車でのアクセス ]
- 北陸自動車道三条燕ICより約30分
- [ 駐車場 ]
- 無料駐車場あり
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荘厳で美しい拝殿
彌彦神社の拝殿は、国の重要文化財にも指定されていて、霊峰弥彦山を背に建つその姿は、とても荘厳で美しいものです。
彌彦神社の祭神である天香山命(あめのかごやまのみこと)は、越後に稲作をはじめ、漁や製塩、酒造りの技術を授けて産業の礎を築いた神様と伝えられており、地元で厚い信仰を集めています。
お参りの際には、通常の神社よりも2回拍手が多く、より丁重に拝する心を表す作法と伝えられてきた「二礼四拍手一礼」で参拝しましょう。
神様が渡る橋
一の鳥居をくぐると、玉の橋と呼ばれる神聖な赤い橋が見えます。
神様が渡る橋といわれ、人は渡ることができません。
玉の橋について、古伝には、「今の人心の玉ノ橋を求めて神慮に通わしめて真の道を得る心なり。」とあります。
石で運試し
参道を歩いていくと札所の先の台座の上に並ぶのが火の玉石。
石占(いしうら)の一種で、持ち上げた時の重量感で吉凶を占うものです。
願い事を念じながら、台座の上に並ぶ二つの石のうちのどちらか一方の石を持ち上げます。
軽いと感じれば祈願は成就し、重いと感じたならば叶わないと言われています。