別府地獄めぐり
(べっぷじごくめぐり)1000年以上も昔から噴気・熱泥・熱湯などが噴出している自然湧出の源泉「地獄」を周遊する、別府温泉観光の定番コースです。
この地獄地帯は、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったことから、「地獄」と称せられるようになったそうです。
7つの地獄のうち、海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は「別府の地獄」として国の名勝に指定されています。
鬼石坊主地獄、かまど地獄、鬼山地獄は指定されていないものの、見どころや見応えは十分にあります。
また、足湯や日帰り入浴施設のある地獄もあり、地獄蒸し焼きプリンや血の池軟膏などオリジナル土産もあり、十分に楽しめるスポットです。
- [ 所在地 ]
- 大分県別府市鉄輪559-1
- [ 電車、バスでのアクセス ]
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路線バス・JR別府駅西口から海地獄前または鉄輪下車
高速バス鉄輪口下車
別府駅からタクシーで15分で海地獄
亀川駅からタクシーで10分で海地獄
- [ 車でのアクセス ]
- 東九州自動車道別府ICから5分
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おすすめのシーズン
別府は日本の中でも特に有名な温泉地であり、冬には花火大会などのイベントもあることから、おすすめのシーズンは冬です。
冬になると別府の街から立ち上る湯けむりは濃くなり、温泉地独特のその風景はとても風情があり、心も体も癒されること間違いなしです。
寒い冬の別府の湯けむりを眺めたり、熱いお湯に浸かったりするのは、とても贅沢な気分になれるのでおすすめです。
また、別府温泉に観光客が一番多く訪れる季節は夏なので、冬は比較的穴場とも言えます。
さらには、別府市では毎年、子どもたちへのクリスマスプレゼントとして、恒例の冬の花火大会があり、2日間で計1万発以上の花火が打ち上げられ、冬の夜空に花が咲き誇ります。
4つの国指定名勝
地獄その1 海地獄
今から約1200年前の鶴見山の爆発でできた大きな池で、コバルトブルーの色がとても綺麗ですが、水温は98度の熱湯の池です。
その名にふさわしく、まさに「地獄」と言われています。
日本一大きな蓮の木も有名です。
地獄その2 血の池地獄
真っ赤な水は不気味なほどに不気味で、中でも血の池地獄は、酸化鉄や酸化マグネシウムを含む赤熱泥で朱色に染まっています。
血の池地獄の熱い泥を肌に塗った「血の池軟膏」はリピーターが多い人気商品です。
地獄その3 白池地獄
噴出した水は無色透明ですが池に落ちると色が変わります。
温度や圧力の低下によって水の色が変化し、池から立ち上る湯気が落ち着いた日本庭園に別世界を演出しています。
地獄その4 龍巻地獄
龍巻地獄は30〜40分間隔で一定の間隔で湯を噴出する間欠泉で、別府市の天然記念物に指定されています。
噴出する湯と噴煙は最高で150℃にも達し、50mもの高さまで吹き上げる力があります。
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