大分
Oita-
由布岳
大分県由布市湯布院町川上
由布院の北東部にそびえる由布岳は、東峰と最高峰の西峰の2つのピークを持つ双耳峰で、綺麗な円錐形をしていることから「豊後富士」と呼ばれて親しまれてきました。
古くから神の山と崇められ「豊後風土記」や「万葉集」にも登場しています。
山頂は展望がよく、ミヤマキリシマや紅葉、霧氷を求め、一年中登山者が絶えることのない人気の山です。
条件が絡み合ったときには、ブロッケン現象を体験することもできます。
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九重“夢”大吊橋
大分県玖珠郡九重町田野1208
鳴子川渓谷の標高777mの地点に架かる九重“夢”大吊橋は、歩道専用として日本一の高さを誇る吊橋です。
国や県の補助金なしで架けられた橋の「九重“夢”大吊橋」という名称は、一般応募により5890点の中より選ばれて命名されいます。
「深い谷の奥深くにあって、鳥しか見ることが叶わない絶景を、空から眺めてみたい」「観光の目玉を作って、過疎化と少子高齢化で衰退しつつある現状を何とか打開したい」という地元の人々の夢が、吊橋に込められています。
橋の上からは日本の滝百選に選ばれた滝や、紅葉で有名な九酔渓・くじゅう連山の壮大な景観を眺めることができます。
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鶴見岳展望台
大分県別府市南立石
別府市西部にそびえ立つ、標高1375mの山です。
その山頂へとアクセスするロープウェイ山頂駅の展望台は、別府市街から大分市まで見渡す絶景ポイントとなっています。
5月のゴールデンウィークや7月~10月の週末などはロープウェイが夜間営業し、九州屈指の夜景スポットとしても人気です。
また山全体をソメイヨシノのピンクの花が覆う、春の景色も必見の美しさです。
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金鱗湖
大分県由布市湯布院町川上1561‐1
湖底の一部から温泉と清水が湧き出る不思議な湖で、湯布院のシンボルとなっている観光スポットです。
由布岳の下にある池ということで、大分なまりで「岳ん下ん池(=岳の下にある池)」と呼ばれていましたが、明治17年に儒学者の毛利空桑が、湖の魚の鱗が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けられました。
秋から冬の早朝には、温泉を含んだ湖が蒸気した朝霧が立ち上る幻想的な光景を見ることができます。
春の新緑、秋の紅葉、冬の霧と四季折々で姿を変える風景は散策には最適です。
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別府地獄めぐり
大分県別府市鉄輪559-1
1000年以上も昔から噴気・熱泥・熱湯などが噴出している自然湧出の源泉「地獄」を周遊する、別府温泉観光の定番コースです。
この地獄地帯は、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったことから、「地獄」と称せられるようになったそうです。
7つの地獄のうち、海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は「別府の地獄」として国の名勝に指定されています。
鬼石坊主地獄、かまど地獄、鬼山地獄は指定されていないものの、見どころや見応えは十分にあります。
また、足湯や日帰り入浴施設のある地獄もあり、地獄蒸し焼きプリンや血の池軟膏などオリジナル土産もあり、十分に楽しめるスポットです。