金鱗湖

(きんりんこ)

湖底の一部から温泉と清水が湧き出る不思議な湖で、湯布院のシンボルとなっている観光スポットです。

 

由布岳の下にある池ということで、大分なまりで「岳ん下ん池(=岳の下にある池)」と呼ばれていましたが、明治17年に儒学者の毛利空桑が、湖の魚の鱗が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けられました。

 

秋から冬の早朝には、温泉を含んだ湖が蒸気した朝霧が立ち上る幻想的な光景を見ることができます。

 

春の新緑、秋の紅葉、冬の霧と四季折々で姿を変える風景は散策には最適です。

[  所在地  ]
大分県由布市湯布院町川上1561‐1
[  電車、バスでのアクセス  ]
JR由布院駅から徒歩20分
JR由布院駅からバスで岳本下車後徒歩6分
[  車でのアクセス  ]
由布院駅から10分
  • おすすめのシーズン

    金鱗湖のおすすめのシーズンは2つです。

     

    1つは「秋の紅葉シーズン」で、もう1つは「6月から7月にかけて」です。

     

    金鱗湖は幻想的な朝霧が見られるだけでなく、紅葉スポットとしても有名です。

     

    秋の紅葉シーズンになれば、湖面に反射した色鮮やかな景色が見られます。

    また、秋の紅葉シーズンには、紅葉だけでなく、幻想的な朝霧が見られます。

     

    次に、6月から7月にかけて、この時期しか見ることのできない「ホタル」と出会えます。

     

    街のネオンの灯りより幻想的なホタルの灯りは夜の静かな金鱗湖にぴったりです。

     

    この時期は朝霧は見ることができませんが、夜のロマンチックな時間をホタルたちが演出してくれます。

    下ん湯

    金鱗湖から徒歩1分にある、共同浴場で、田舎風情たっぷりの藁葺き屋根が印象的です。

     

    内湯も露天もあって、清潔でやや熱めの湯がとても気持ち良いと言われています。

     

    ただ、混浴ということや対岸からも多少見えてしまう可能性があるため、入るには少し勇気がいるかもしれません。

     

    常に無人の共同浴場のため、入湯料は入口にある木箱に入れるシステムになっています。

     

    金鱗湖を眺めながら温泉で旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。