岡山
Okayama-
最上稲荷
岡山県岡山市北区高松稲荷712
日本三大稲荷の一つとして知られる最上稲荷は、神仏習合を許された珍しいお寺です。
正式名称は「最上稲荷山妙教寺」といい、約1200年の歴史を誇ります。
最上稲荷の中には古い建造物や沢山の末社があり、妙教寺本堂や客殿など登録有形文化財の宝庫となっています。
縁切り、縁結びの両方の神様が祭られていることでも有名で、「縁の末社(えんのまっしゃ)」は悪縁を断ち、良縁を得る事ができるパワースポットとなっています。
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吉備津神社
岡山県岡山市北区吉備津931
吉備津神社に祀られる吉備津彦命(きびつひこのみこと)が温羅(うら)を退治したという伝説が原型となった「桃太郎」発祥の地として有名な吉備神社。
1425年に再建された本殿と拝殿は全国で唯一の吉備津造りで国宝に指定されています。
釜が鳴る音によって吉凶を占う全国でも珍しい「鳴釜神事(なるかましんじ)」は、希望をすれば御祈祷を受けることができます。
本殿から続く360mの美しい廻廊は指定重要文化財に指定されており、おすすめの撮影スポットでもあります。
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岡山城・岡山後楽園
岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
1597年に築城され、関ヶ原合戦以前の古式を伝える岡山城は、岡山県の代表的な観光地になっています。
全国的にも珍しい不等辺五角形の天守台が特徴で、黒い下見板の姿から別名「烏城(うじょう)」と呼ばれています。
また、岡山城に隣接する岡山後楽園は江戸時代に「岡山城」の城主であった池田綱政が安らぎの場所として造った庭です。
池を中心に造られた池泉回遊式庭園で、日本の三大庭園のひとつになります。
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倉敷美観地区
岡山県倉敷市中央1-4-8
倉敷川沿いに風にそよぐ柳並木や白壁の蔵屋敷、なまこ壁、情緒豊かな町並みが楽しめるのが倉敷美観地区です。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、岡山県内屈指の観光名所です。
江戸時代には米の集積所として栄え、伝統的な建物が作り出す町並みや倉敷川沿いのレトロモダンな風景が、世界中の人を魅了し続けています。
江戸時代の面影を残す家々には現在も多くの人が暮らしており、生活も垣間見られます。
回廊や雑貨店、ジャズ喫茶なども点在し、歴史情緒の中にモダンが調和しています。
この景観は『平成22年度都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」』、『2012年アジア都市景観賞「大賞」』を受賞しています。
「倉敷帆布」・「倉敷デニム」といった倉敷ブランドが揃うおしゃれなショップや町家を改装したカフェなども軒を連ね、1年中たくさんの観光客で賑わいをみせています。
「大原美術館」・「アイビースクエア」などの文化施設も多く集まり、1日中散策しても飽きないエリアです。
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瀬戸大橋
岡山県倉敷市児島
瀬戸内海をまたぎ、岡山県と香川県を結ぶ、本州と四国の連絡橋のひとつで、6つの橋と4つの高架橋を総称して呼びます。
海峡部約9.4kmに渡る橋は、道路と鉄道を通した世界最大級の橋梁群です。
瀬戸内海の島々の中を通る姿は壮観で、週末を中心に夜になるとライトアップされ、ロマンチックな風景を眺めることができます。
1988年4月に開通した全長9368mの瀬戸大橋は、鉄道と道路の併用橋としては世界最長でギネス世界記録にも認定されています。