倉敷美観地区
(くらしきびかんちく)倉敷川沿いに風にそよぐ柳並木や白壁の蔵屋敷、なまこ壁、情緒豊かな町並みが楽しめるのが倉敷美観地区です。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、岡山県内屈指の観光名所です。
江戸時代には米の集積所として栄え、伝統的な建物が作り出す町並みや倉敷川沿いのレトロモダンな風景が、世界中の人を魅了し続けています。
江戸時代の面影を残す家々には現在も多くの人が暮らしており、生活も垣間見られます。
回廊や雑貨店、ジャズ喫茶なども点在し、歴史情緒の中にモダンが調和しています。
この景観は『平成22年度都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」』、『2012年アジア都市景観賞「大賞」』を受賞しています。
「倉敷帆布」・「倉敷デニム」といった倉敷ブランドが揃うおしゃれなショップや町家を改装したカフェなども軒を連ね、1年中たくさんの観光客で賑わいをみせています。
「大原美術館」・「アイビースクエア」などの文化施設も多く集まり、1日中散策しても飽きないエリアです。
- [ 所在地 ]
- 岡山県倉敷市中央1-4-8
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR倉敷駅から徒歩15分
- [ 車でのアクセス ]
- 山陽自動車道 倉敷IC または瀬戸中央自動車道 早島ICから20分
- [ 駐車場 ]
- 周辺に有料駐車場あり
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倉敷美観地区のおすすめのシーズン
春から初夏にかけての時期がおすすめです。
美観地区を流れる倉敷川沿いには柳の木がずらっと並んでおり、春から初夏にかけて柳が芽吹きます。
この新緑の柳並木が倉敷川の川面に移る情緒溢れる美しさを堪能することができます。
また、春の夜には、「倉敷春宵あかり」という夜間ライトアップイベントもあり、昼夜問わず楽しむことができ、おすすめです。
大原美術館
1930年に設立された日本で最初の私立西洋美術館です。
大原美術館は日本の美術作品だけでなく東洋など海外の作品も展示されている美術館で、本館・分館・東洋館の3つのエリアに分かれており、さまざまな作品を鑑賞することができます。
世界的な名画が並ぶ本館では、モネやピカソ、エル・グレコの作品などが並び、分館には日本の近代洋画から現代アートまで展示されおり、草間彌生や蜷川実花の作品も見ることができます。
また、作品だけでなく、歴史を感じる建物のデザインや庭など、敷地内すべてに、見どころが点在しており、自分なりの楽しみ方ができるので、おすすめです。
さらに、美術館にはショップもあり、カレンダーや複製品、大原美術館でしか買えないものもあるため、お土産探しに利用される方も多いです。
イベント
「倉敷春宵あかり」は岡山県倉敷市の有名観光地「倉敷美観地区」にて春に毎年開催されている夜間ライトアップイベントです。
倉敷川沿いにはロウソクが灯され、和傘を使った光のアート作品や切子あかりなど、幻想的なイルミネーションが沢山あり、散策しながら夜の美観地区を楽しめます。
3月 倉敷音楽祭
4月~5月 ハートランド倉敷
7月 倉敷天領夏祭り
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