最上稲荷
(さいじょういなり)日本三大稲荷の一つとして知られる最上稲荷は、神仏習合を許された珍しいお寺です。
正式名称は「最上稲荷山妙教寺」といい、約1200年の歴史を誇ります。
最上稲荷の中には古い建造物や沢山の末社があり、妙教寺本堂や客殿など登録有形文化財の宝庫となっています。
縁切り、縁結びの両方の神様が祭られていることでも有名で、「縁の末社(えんのまっしゃ)」は悪縁を断ち、良縁を得る事ができるパワースポットとなっています。
- [ 所在地 ]
- 岡山県岡山市北区高松稲荷712
- [ 電車、バスでのアクセス ]
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JR岡山駅運動公園口(西口)からタクシーで20分
JR備中高松駅からタクシーで5分。
- [ 車でのアクセス ]
- 岡山自動車道 岡山総社ICより車で10分
- [ 駐車場 ]
- 有料駐車場あり
- [ 拝観時間 ]
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09:00~16:30
窓口:05:30~16:30
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境内の見どころ
本殿「霊光殿(れいこうでん)」
1979年に5年の歳月をかけて完成した本殿前には長さ約12m、総重量1.5tの大注連縄がかけられ年間300万人もの参詣者をお迎えします。
旧本殿「霊応殿(れいおうでん)」
1741年に再建され、当山最古の木造建築物を残し重要文化財・登録有形文化財に指定されています。
「仁王門」
インドの殿堂様式で建造された石造りの門は珍しく、2001年に登録有形文化財に指定されました。
「八畳岩」
報恩大師修行の地として、最上稲荷屈指のパワースポットとされ、ここからは絶景を眺めることが出来ます。
縁結びと縁切りが同時にできる「縁の末社」
縁引天王(えんびきてんのう)と離別天王(りべつてんのう)を祀り、悪縁を断ち、良縁を得る事ができるパワースポットとして有名です。
男女の縁だけでなく仕事や学業などの福縁を結ぶ良縁成就、病気や悪癖などの悪縁を絶つ縁切りを祈願します。
毎月7日(1月を除く)の午前11時からは「縁の末社で両縁参り」が行われ、お坊さんが縁の末社の正式参拝の方法を教えてくれます。
祭典
「新春開運大祈願祭」
お正月の「新春開運大祈願祭」は、県内の初詣で一番の人出で、三が日だけで例年約60万人以上の人出と言われています。
新年を祝い、世の中の平和や幸福を願う新春開運大祈願祭は、最上稲荷の特別祭典です。
「節分豆まき式 」
最上さまの脇神・三面大黒尊天の祭典で、最上稲荷の三大祭典の一つです。
開運厄除けの祈祷の後、毎年有名タレントの方を招いて豆まき式が行われます。
長さ85メートルの結界廊から、総勢 750人の福男・福女が豪華福品を含んだ10万袋の福豆を投じます。