松江城

(まつえじょう)
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松江城は松江開府の祖である堀尾吉晴が1611年に完成させました。

 

城下町である松江のシンボルとして知られています。

 

全国に現存する12の天守の一つで、山陰地方においては唯一現存する天守閣と言われています。

 

入母屋破風の屋根が羽根を広げたように見えることから別名「千鳥城」とも呼ばれ、2015年7月に国宝指定されました。

 

特に鯱鉾(しゃちほこ)が見事な5層6階の天守閣は国重要文化財となっており、唯一の正統天守閣として多くの見どころがあります。

 

また、城山公園内には散歩道があり、桜の名所としても有名です。

[  所在地  ]
島根県松江市殿町1-5
[  電車、バスでのアクセス  ]
JR松江駅からレイクラインバスで10分 国宝松江城(大手前)下車 徒歩2分
[  車でのアクセス  ]
山陰道松江西ICから10分
[  駐車場  ]
無料・有料駐車場あり
  • 松江城のおすすめのシーズン

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    松江城は春がおすすめです。

     

    現在、国史跡に指定された城跡は、松江城山公園として整備され、「日本さくら名所100選」に選ばれた桜の名所になっています。

     

    春になるとソメイヨシノ・ヤエザクラ・シダレザクラなど約200本の桜が場内に艶やかに咲き誇ります。

     

    桜シーズンの松江城は「お城まつり」というイベントが桜の開花にあわせて開催され、夜になるとライトアップされた場内で夜桜も楽しめます。

    松江城の見どころ

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    松江城内にある築城時からある桐の階段はポイントです。

     

    敵が攻めてきた際に階段を取り外せるように、軽い素材の桐を使用したといわれています。

     

    また、松江城天守では柱の強度を増すために「包板(つつみいた)」と「帯鉄(おびてつ)」を使っていました。

     

    柱の四方に厚さ約5.5㎝の板を張り、これに帯鉄を巻いて柱を締め付けています。

     

    細い柱に「包板」と「帯鉄」を組み合わせることで、柱の強度をあげることができました。

     

    柱に包板を利用した天守は他になく、松江城天守の特徴の1つになっています。

    松江城のイベント

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    3月下旬~4月上旬「お城まつり」

     

    桜の開花にあわせて開催され、天守、桜、ぼんぼりのライトアップで綺麗な夜桜を楽しむことができます。

     

    9月「秋の名月鑑賞会」

     

    松江城天守最上階から秋の名月を鑑賞します。

     

    10月「松江水燈路」

     

    松江市の秋の一大イベントで1か月間、土・日・祝日をメインとして、松江城を中心に手作り行灯など1000個以上の行灯が城下町松江を水と光の演出で幻想的な夜にしてくれます。