島根

Shimane

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    三瓶山

    島根県大田市三瓶町

    緑豊かな6つの峰が連なる活火山

     

    島根県のほぼ真ん中に位置する大山隠岐国立公園の三瓶山は、「出雲国風土記」の国引き神話にも登場する標高1,126mの男三瓶を主峰として、女三瓶、子三瓶、孫三瓶など6つの峰が「室の内」と呼ばれる旧火口を囲んでいます。

     

    山すそには、北の原・東の原・西の原と呼ばれる高原が広がり、山頂と山麓の草原、山腹の自然林など、四季によっても変化のある景観を楽しむことができます。

     

    登山やピクニック、キャンプなどアウトドアの聖地としても有名で、中国地方随一の自噴量をほこる三瓶温泉をはじめ、小屋原温泉、湯抱温泉などの温泉群があり、滞在型のリゾート・観光としても利用されています。

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    立久恵峡

    島根県出雲市乙立町

    立久恵峡は、島根県出雲市の南部にある渓谷です。

     

    神戸川の清流に沿って、両岸約1kmにわたって奇岩柱石がそびえ立っており、その景観は「山陰の耶馬渓」とも呼ばれ、1927年に国の名勝・天然記念物に指定され、1964年には県立自然公園になっています。

     

    名称の由来は、巨岩が杭を立てられたかのように並んでいるという意味の”立杭”からきているとも言われています。

     

    動植物の宝庫としても知られ、この地域でしか見られない固有の植物も観察できる、緑豊かな山と澄んだ水が流れる自然を満喫できる渓谷です。

     

    河岸沿いには遊歩道が設置され、中国自然歩道立久恵峡コースとして,自由に散策を楽しむことができます。

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    出雲大社

    島根県出雲市大社町杵築東195

    因幡の白兎や国譲り神話の主人公として知られる大国主大神を祀る古社です。

     

    縁結びの神、福の神としても親しまれ、全国から大勢の参拝者が訪れます。

     

    1744年に建てられた本殿は日本で最も古い神社建築の大社造りで、国宝に指定されています。

     

    2013年には60年ぶりの「平成の大遷宮」も行われました。

     

    毎年旧暦10月には八百万の神々がこの出雲に集まると言われています。

     

    参拝方法は「二拝四拍一拝」となり、一般の神社での「二礼二拍手一礼」とは異なるとされています。

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    松江城

    島根県松江市殿町1-5

    松江城は松江開府の祖である堀尾吉晴が1611年に完成させました。

     

    城下町である松江のシンボルとして知られています。

     

    全国に現存する12の天守の一つで、山陰地方においては唯一現存する天守閣と言われています。

     

    入母屋破風の屋根が羽根を広げたように見えることから別名「千鳥城」とも呼ばれ、2015年7月に国宝指定されました。

     

    特に鯱鉾(しゃちほこ)が見事な5層6階の天守閣は国重要文化財となっており、唯一の正統天守閣として多くの見どころがあります。

     

    また、城山公園内には散歩道があり、桜の名所としても有名です。

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    稲佐の浜

    島根県出雲市大社町杵築北2711

    出雲大社の西約1kmにある海岸で「国譲り」神話や「国引き」神話ゆかりの舞台として有名な浜です。

     

    浜辺の奥には大国主大神が国譲りの交渉をしたという屏風岩があり、海岸の南には、国引きの時に島を結ぶ綱になったと言われている長浜海岸が続いています。

     

    旧暦の10月10日には、全国の八百万の神々がこの浜から出雲へ上陸すると伝えられており、今なお神迎えの神事が行われるパワースポットの一つです。

     

    また、白い砂浜は南へ向かって美しい弧を描いて長く伸び、日本の渚百選にも選ばれています。

     

    稲佐の浜には一際目立つ弁天島という丸い島があり、そのシルエットに夕日が沈む風景は素晴らしく「日が沈む聖地出雲」のシンボルとして日本遺産にも登録されています。