五箇山
(ごかやま)小川の流れ、田んぼのあぜ道、受け継がれる美しい田舎の風景をそのままに。
岐阜県・白川郷合掌集落と同時に世界文化遺産に登録された、富山県・五箇山合掌集落。
山々の懐奥深くに昔ながらの合掌造りの集落が点在しています。
静寂に包まれた素朴な農村集落は、日本の原風景そのもので、まるでタイムスリップしたような感覚にとらわれます。
- [ 所在地 ]
- 富山県南砺市相倉
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR城端線 城端駅からバスで25分 相倉口下車 徒歩約3分
- [ 車でのアクセス ]
- 東海北陸自動車道 五箇山ICより約20分
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一年を通して壮大な風景を堪能
五箇山では、春は桜が咲き誇り、夏は爽やかな新緑が目に眩しく、秋は集落一体が紅葉色に染まり、冬は絵に描いたような雪景色が広がります。
また、「夜涼みライトアップ」や「四季の五箇山 雪あかり」など、年間を通して頻繁にライトアップが開催されていて、幻想的なふるさとの原風景を体感することができます。
世界文化遺産に登録される2大集落
五箇山は小さい集落の総称で、その中の「相倉合掌造り集落」 と「菅沼合掌造り集落」が世界遺産に登録されています。
「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋は、国内ではこの近隣でしか見られない大変貴重な民家の形式です。
相倉合掌造り集落には、約20戸の合掌造り家屋が現存し、昔ながらの風景が保存されていて、集落を見下ろせる展望エリアは美しい相倉の全容が望めるおすすめのスポットです。
一方、菅沼合掌造り集落には、9戸の合掌造り家屋があり、土蔵や板蔵等の歴史的建造物が保存されています。
小さいながらも、素朴で温かい風景が、訪れる人を魅了してやみません。
自然と伝統文化を体験
五箇山には、合掌づくり家屋で伝統工芸士から五箇山和紙の紙すきを習ったり、民謡こきりこ踊りに使用する楽器のひとつ「ささら」の製造工程である「ささら編み」などの体験ができます。
また、豆腐作り、そば打ち、昔ながらの杵と臼を使った餅つきなど、プロの職人の指導の下で地域資源を活かしたものづくりに挑戦できる施設も点在しており、都会では味わえない自然とふれ合う体験ができます。
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