富山城址公園
(とやまじょうしこうえん)富山城趾公園は、富山城の跡地を公園として整備した場所です。
江戸時代後期に建てられた千歳御門のほか、石垣と堀の一部が残っており、天守閣は富山市の郷土博物館になっています。
2015年には、かつて存在した大名庭園を想起させる池泉回遊式庭園が作庭されました。
- [ 所在地 ]
- 富山県富山市本丸1-62
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR富山駅より徒歩約10分
- [ 車でのアクセス ]
- 北陸自動車道富山ICより約15分
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東大の赤門と並ぶ貴重な門
千歳御門は、1849年に建てられた富山城の正面の門で、富山市の文化財に指定されています。
赤胴色の瓦と木造の大きな扉が特徴で、総欅造りの三間薬医門の形式の城門は全国でも数少なく、大変貴重な遺構だといわれています。
真っ白な壁が目を引く城郭は、富山市郷土博物館として利用されており、富山城や富山を統治していた前田家に関する資料を展示しています。
富山の代表的な日本庭園
富山城址公園には、江戸時代あった庭園をイメージして昭和に造園された池泉回遊式庭園があります。
史料が少なくその全貌は解明されていないそうですが、出島と三尊石風の枯滝石組が美しい庭園です。
回遊路が快適に整備されているので、ゆったりと散策を楽しめます。
侍の時代にタイムスリップ
富山城址公園内では、侍の気分が味わえる体験が人気です。
本格的な甲冑を着て乗馬体験をすることができ、富山城をバックに撮影も行えます。
また、富山城フェスでは、レーザー手裏剣対決で忍者気分が味わえたり、かんざしづくりや万華鏡づくりなどもあったりして、旅の思い出になること間違いなしです。