雪の大谷
(ゆきのおおたに)雪の大谷は、世界でも有数の豪雪地帯である室堂の道路に積もった雪を除雪してできる雪の壁で、壁が連なる約500mの区間をいいます。
一面真っ白の銀世界で、20mに迫る雪の壁を間近で見る迫力は想像以上です。
- [ 所在地 ]
- 富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂11
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- 富山地方鉄道立山駅より美女平まで立山ケーブルカーで7分、美女平から室堂まで立山高原バスで約50分
- [ 車でのアクセス ]
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北陸自動車道立山ICより約40分
※立山駅まで/室堂へは車の乗り入れ不可
- [ 駐車場 ]
- 無料駐車場あり※立山駅
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雪の大谷とは
世界でも有数の豪雪地帯・室堂付近にある大谷では、地形的に吹きだまりになっているため特に積雪が多く、その深さは20mを超えることもあります。
この除雪作業が1月下旬からはじまり、GPSで道路位置を割り出して上から少しずつアイスを削るようにしていくのですが、およそ1か月かけて出現する雪の壁が、雪の大谷です。
壁の高さは開通直後には高さ約20メートルほどに迫るため、自然の威厳を感じる絶景を目の当たりにすることができます。
開催時期
例年、アルペンルートの全線が開通した直後の4月中旬~6月中旬にかけて、雪の大谷を漫喫できるイベントが開催されます。
6月に訪れても気温が10度を下回ることがあり、自然の涼を感じることができます。
雪の谷間を歩く
50年前の開業当初は、雪壁擦れ擦れの中をバスが通過していましたが、近年では、除雪技術の発達により、十分な空間を確保され、雪の大谷の間を歩くことができるようになっています。
約500mの歩行区間の往復にかかる時間は、行きは下りで約15分、帰りは上りで約20分。
室堂ターミナルと立山自然保護センターを結び、雪壁の高さは8mを超える「雪の回廊」を歩くこともできます。
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