瑞龍寺
(ずいりゅうじ)中世中国の寺院建築を模して約20年の歳月をかけて造営された瑞龍寺。
山門、仏殿、法堂が建造物として国宝に指定されており、総門、禅堂、大庫裏、大茶堂、回廊三棟が重要文化財として指定されています。
- [ 所在地 ]
- 富山県高岡市関本町35
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR新高岡駅より徒歩約15分
- [ 車でのアクセス ]
- 能越自動車道高岡ICより約10分
- [ 駐車場 ]
- 無料駐車場あり
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伽藍(がらん)
「伽藍」とは、寺院の建築物の総称のことで、瑞龍寺の伽藍は、中世中国の寺院建築を模して建立されています。
総門、山門、仏殿、法堂の主要伽藍を一直線上に並べ、左に禅堂、右に大庫裏を左右対称に配置し、この周囲に回廊をめぐらして諸堂を結んだ禅宗様式の伽藍配置は壮大です。
加賀藩2代藩主・前田利長に加賀120万石を譲られた第3第藩主・前田利常が、深くその恩を感じ、20年の歳月を費やし伽藍を造営したといわれています。
トイレの神様
瑞龍寺には「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)立像」が祀られています。
烏枢沙摩明王は、禅宗の寺ではトイレの守護神として祀られることが多いそう。
瑞龍寺では烏枢沙摩明王のお札を受けることができ、このお札を目より高い位置に貼り、お手洗いをきれいにすると、不浄がはらわれ、病気平癒、安産成就、子孫繁栄などがもたらされるといわれています。
寺のライトアップ
瑞龍寺では、時折ライトアップイベントが開催されます。
音楽に合わせ、赤や青、緑や紫など、さまざまな色のライトで照らし出された国宝の山門は幻想的です。
また、プロジェクションマッピングが加わることもあり、華やかで芸術的です。