鳴子温泉
(なるこおんせん)宮城県を代表とする温泉の名所であり、「鳴子温泉」、「東鳴子温泉」、「川渡(かわたび)温泉」、「中山平(なかやまだいら)温泉」、「鬼首(おにこうべ)温泉」の計5カ所の温泉地からなっています。
昔から東北の湯治場として知られており、温泉の効能や泉質の良さには定評があります。
多彩な泉質を持ち、国内にある11種のうち9種の泉質が鳴子温泉郷にあるとされ、その種類の多さと源泉数の多さは日本有数で、お宿ごとに湯色や感触が異なります。
駅前には無料で利用できる足湯や手湯が設置されているほか、周辺には飲食店や百年以上の歴史をもつ湯治宿など多くのお宿が建ち並びます。
日本三大こけし発祥の地でもあるので、温泉街のあちこちにこけしの姿を見ることができます。
宿泊せずとも旅館の温泉を巡れるお得な「湯めぐりチケット」も販売されているので、気軽にさまざまな泉質の温泉を堪能してみてはいかがでしょうか。
- [ 所在地 ]
- 宮城県大崎市鳴子温泉湯元
- [ 電車、バスでのアクセス ]
- JR古川駅から鳴子温泉駅下車で約40分
- [ 車でのアクセス ]
- 東北自動車道古川ICから約50分
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おすすめのシーズン
おすすめのシーズンはやはり紅葉が楽しめる秋ですが、また冬の時期もおすすめです。
秋には紅葉の名所として有名な鳴子峡からは壮大な景観と鮮やかな紅葉が織りなす絶景をご覧いただけます。
渓谷にかかる大深沢橋から景色を望んだり、紅葉を楽しみながら川沿いの遊歩道を散策したりと、大渓谷が赤や黄色の紅葉で彩られる絶景に圧倒されることでしょう。
時間帯によっては渓谷を横断する電車と絶景のコラボレーションも見ることができます。
冬には一面銀世界が広がり秋とは異なる幻想的な景色がご覧いただけます。
スキーを楽しめることはもちろんですが、中山平温泉付近で行われるスノーランタンフェスタでは夜の銀世界が暖かい光で灯されその美しい景色は見る価値があります。
冬は寒さも厳しいですが、スキーで冷えた体を温泉に浸かって温める贅沢な1日を過ごせます。
鳴子温泉神社(湯の神社/ゆのかみやしろ)
承和4年(837)に創建され、延喜式神名帳に記された神社の中でも「温泉神社」として記載されているのは、鳴子温泉神社を含めて3か所のみという、温泉神を祀る神社の中でも格式の高い、由緒正しい神社です。
境内は落ち着いた雰囲気で、参道脇には土俵があり、源頼朝が平泉征伐の戦勝祈願に相撲を奉納したと伝えられています。
家内安全・身体健勝・縁結び・子宝・安産・子供の成長を祈る神社として知られ、女性やカップル、夫婦など多くの方が訪れています。
毎年9月の第1土・日には大祭が行われる他、同時期にこけし祭りも開催されます。
自然を体感できるアクティビティ
「オニコウベスキー場」
栗駒国定公園内にあるスノーリゾート「オニコウベスキー場」ではアクティビティが充実しており、夏はパターゴルフや釣り堀、キャンプ、水面に浮かぶ透明な球体(アクアチューブ)に入り水上を走る遊具など、冬はスキーやスノーボードと冬だけではなく四季折々の高原レジャーを子供から大人まで楽しむことができます。
「潟沼(かたぬま)」
カルデラ湖の潟沼は温度や天候によって水面の色がエメラルドグリーンやブルーに変化し、幻想的な景色が広がります。
湖周辺には遊歩道が整備されているので一周約40分ほどのトレッキングを楽しんだり、貸しボートで水上から景色を楽しむのもおすすめです。
秋には湖を囲む木々が色鮮やかに紅葉し、青い湖面の美しいコントラストがより一層引き立ちます。
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