田園から湯が湧き出ていたことから「湯田」の名がついたと言われている湯量豊かな温泉地です。
山陽路随一の温泉郷として栄え、現在も約72℃の湯が1日2000tもこんこんと湧き出ています。
今も昔も盛り場として人々が集う賑やかな温泉街として知られ、飲食店が並び、夜にはネオンが輝いています。
江戸時代末期、新しい日本の誕生を夢見る若き維新の志士たちが夜な夜な訪れ、理想の未来について熱く語り合ったと言われています。
また、一匹の白狐が町の寺の境内に毎晩のように姿を現し、小池に足を浸して傷を治したという「白狐伝説」が残り、温泉街のマスコットになっています。