和歌山
Wakayama-
友ヶ島
和歌山県和歌山市加太
友ヶ島は和歌山市加太と淡路島のちょうど中間に位置する無人島群です。
沖ノ島、地ノ島、虎島、神島という4つの小さな島の総称で、中でも沖ノ島は明治時代から第2次世界大戦まで旧日本軍の要塞施設として使われていました。
今もなお島内には当時の面影を残す砲台や防備衛所の跡など廃墟が数多く点在しています。
また、廃墟と自然が溶け合いジブリアニメ「天空の城ラピュタ」のような神秘的な雰囲気が堪能できるということでも有名で、たくさんの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
瀬戸内海国立公園にも指定され、キャンプや釣りなどのアウトドアを楽しむことも出来ます。
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和歌山城
和歌山県和歌山市一番丁3
和歌山城は虎伏山(とらふすやま)山頂に築かれた白亜の天守閣がそびえる美しい名城です。
徳川御三家のひとつ、紀州徳川家の居城として幕府の西の要の役割を果たした和歌山城は、さまざまな時代の石垣や塀を今に残し日本100名城にも数えられています。
城内には天守閣、全国的にも珍しい斜め構造の御橋廊下(おはしろうか)をはじめ、庭園や歴史館、さらにお茶室や動物園まである見どころいっぱいの観光スポットになっています。
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熊野古道
和歌山県田辺市
近年はパワースポットとしても有名な熊野古道ですが、深い歴史があり皇族から庶民まで幅広い人が行き来していました。
当時の様子は「蟻の熊野詣」と呼ばれるほど、参拝に向かうたくさんの人の列ができていたと言われています。
世界遺産に登録されており、熊野三山と呼ばれている熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)」、「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」、「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」と「那智山青岸渡寺(なちさんせいがんとじ)」の三社一寺を行き来できるようにつないでいます。
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ポルトヨーロッパ
和歌山県和歌山市毛見1527
和歌山マリーナシティ内にあるポルトヨーロッパは、アメリカの映画会社によるエンターテイメントノウハウを生かし、フランス・イタリア・スペインの街並みを本格的に再現したテーマパークです。
中世の地中海の港街をモチーフに、石畳やレンガ造りなどの美しいヨーロッパの街並みが広がり、観光スポットとしても人気です。
日本にいながらヨーロッパの雰囲気を感じられ、アトラクションや数々のイベントを楽しむことが出来ます。
落差22mの激流を滑り落ちる「ウォーターライド」や遊園地ゾーン「パークパシフィーク」もあり、大人から子どもまで楽しめることも魅力です。
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白良浜
和歌山県西牟婁郡白浜町
白浜の名の由来にもなった延長約620mに渡る白砂の浜で、毎年約60万人が訪れる関西屈指のこの美しいビーチは「日本の快水浴場百選」にも選ばれています。
ハワイ州ホノルル市「ワイキキビーチ」とは姉妹浜となっています。
名前の由来は、砂の成分に秘密がある浜の白さです。
石英砂は珪酸の割合が非常に高く、真っ白でサラサラの砂となり、文字通り白い浜を作り出しています。
夏にはカラフルなパラソルが咲きみだれる様子が、トロピカルムードを一層盛り上げます。
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那智の滝
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
熊野三山(くまのさんざん)の一つ、熊野那智大社に祀られたご神体で、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成遺産に指定されています。
大雲取山から流れ出る本流にいくつもの流れが重なり、原生林を切り裂くように落下しています。
落差133mで、幅13m、滝壺の深さは10mの落差日本一の滝で1972年に国が指定する名勝に選ばれました。
滝自体が飛瀧神社の御神体と崇められ、毎年7月と12月にしめ縄の張替え行事も開催されます。
御滝本までは「鎌倉積石階段」という石畳の道が続いています。
熊野三山とは熊野速玉大社、熊野那智大社、熊野本宮大社の三社を総称した呼び名です。